大学生を
対象にした
企業の
採用面接の
開始時期について、
政府は、
再来年から
見直し、
専門性の
高い人材については、
今よりも3
か月前倒しすることを
経済団体に
伝えました。
共生社会を担当する小倉こども政策担当大臣は10日夕方、経団連の十倉会長、日本商工会議所の小林会頭と面会し、いわゆる「就活ルール」を見直すことを伝えました。
それによりますと、現在は大学4年の6月以降となっている採用面接の開始時期について、今の2年生が対象となる再来年から見直し、2週間以上のインターンシップによって企業側が専門性が高いと判断した人材については、3か月ほど前倒しして春休み以降とするということです。
また、
小倉大臣は、
早い段階で
内定を
出した
企業が
学生に
就職活動を
終わらせるよう
強要する「オワハラ」を
防止し、
学生からの
苦情や
相談に
応じる窓口を
設けることも
求めました。
要請書を受け取った十倉会長は「経団連としても、就職・採用活動の現場が混乱しないよう、会員企業などに対して周知を図っていく」と応じました。