일본어 뉴스: NASA 火星に似せた環境で人が1年間生活する実験施設を公開

NASA 火星かせいに似にせた環境かんきょうで人ひとが1年間ねんかん生活せいかつする実験じっけん施設しせつを公開こうかい

Apr 12, 2023 09:04 5

Furigana

将来しょうらい、火星かせいに宇宙うちゅう飛行ひこう士しが滞在たいざいして有人ゆうじん探査たんさを行おこなうことを想定そうていして、NASA＝アメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局きょくは火星かせいに似にせた環境かんきょうの中なかで人ひとが1年間ねんかん、生活せいかつする実験じっけんを行おこなう施設しせつを公開こうかいしました。

アメリカ・テキサス州しゅうにあるNASAの「ジョンソン宇宙うちゅうセンター」で11日にち、公開こうかいされた実験じっけん施設しせつには建築けんちく用ようの3Dプリンターでつくられた建物たてものがあり、広ひろさはおよそ160平方メートルへいほうめ-とるあります。

中なかには個室こしつの寝室しんしつが4部屋へやあるほか、共同きょうどうで使つかうシャワーやリビングルーム、さらには実験じっけん室しつも備そなえられていて、野菜やさいを栽培さいばいする装置そうちもあります。

建物たてものの外そとには火星かせいの環境かんきょうに似にせて赤あかい砂すなを敷き詰しきつめた広ひろさ110平方メートルへいほうめ-とるほどの空間くうかんが用意よういされていて、火星かせいで長ながい距離きょりを歩あるくシミュレーションなどさまざまな実験じっけんを行おこなえるようになっています。

NASAではことし6月つきから、ボランティアの参加さんか者しゃ4人にんが、およそ1年間ねんかん、この施設しせつの中なかで生活せいかつする実験じっけんを行おこなう計画けいかくで、健康けんこう状態じょうたいなどを調しらべ、将来しょうらいの火星かせいでの有人ゆうじん探査たんさに生いかす予定よていです。

NASAの担当たんとう者しゃは「地球ちきゅうから離はなれた場所ばしょで、限かぎられた物資ぶっしで行おこなわれるミッションが健康けんこう状態じょうたいや活動かつどうの内容ないようにどのような影響えいきょうを与あたえるかを理解りかいする必要ひつようがある」と話はなしていました。

NASAは、日本にっぽんも参加さんかする国際こくさいプロジェクト「アルテミス計画けいかく」で2025年ねんを目標もくひょうに人類じんるいを再ふたたび月面げつめん上じょうに送り込おくりこむ計画けいかくを進すすめていて、さらにその先さきには人類じんるい初はつとなる火星かせいへの有人ゆうじん着陸ちゃくりくも見据みすえています。

NASA 火星かせいに似にせた環境かんきょうで人ひとが1年間ねんかん生活せいかつする実験じっけん施設しせつを公開こうかい

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