Japanese News: 大谷翔平本拠地で今季初登板 7回ヒット1本無失点で2勝目

大谷おおや翔しょう平たいら本拠地ほんきょちで今季こんき初はつ登板とうばん 7回かいヒット1本ほん無む失点しってんで2勝しょう目め

Apr 12, 2023 16:04

Furigana

大リーグだいり-ぐ、エンジェルスの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅが11日にち、本拠地ほんきょちで行おこなわれたナショナルズ戦せんに先発せんぱつ登板とうばんし、7回かいをヒット1本ほん、無む失点しってんに抑おさえる好投こうとうで2勝しょう目めをあげました。

大谷おおや選手せんしゅは、この日ひが本拠地ほんきょちでの今こんシーズン初はつ登板とうばんで、ナショナルリーグのナショナルズとの交流こうりゅう戦せんに中ちゅう5日にちで先発せんぱつしました。

ナショナルズ戦せんに投なげるのは大リーグだいり-ぐ6年ねん目めで初はじめてで、立ち上たちあがりに2つのフォアボールを出だしたものの、3回かいまでキレのあるスライダーを軸じくにヒットを許ゆるしませんでした。

4回かい、2アウト一塁いちるいから、初はじめてのヒットとなるツーベースを打うたれて、二塁にるい三塁さんるいのピンチを招まねきましたが、続つづくバッターをショートゴロに打ち取うちとり、無む失点しってんで切り抜きりぬけました。

そのウラ、ノーアウト一塁いちるい二塁にるいで大谷おおや選手せんしゅが第だい2打席だせきに立たち、詰つまりながらもレフト前まえにヒットを打うって満塁まんるいにチャンスを広ひろげ、続つづくレンドーン選手せんしゅの犠牲ぎせいフライで、エンジェルスが1点てんを先制せんせいしました。

大谷おおや選手せんしゅは6回かいに、スライダーとカーブで2者しゃ連続れんぞく三振さんしんを奪うばうなど、相手あいて打線だせんを寄よせつけず、2点てんリードの7回かいまで、ヒット1本ほんに抑おさえて、無む失点しってんでマウンドを降おりました。

球たま数すうは92球きゅうで、奪うばった三振さんしんは6つ、フォアボールとデッドボールは合あわせて6つでした。

エンジェルスは、このまま2対たい0で勝かって大谷おおや選手せんしゅが2勝しょう目めをあげ、ここまで3試合しあいの登板とうばんで防御ぼうぎょ率りつは0.47となりました。

バッターでは、1回かいの第だい1打席だせきがレフトフライ、6回かいの第だい3打席だせきと8回かいの第だい4打席だせきはいずれも見逃みのがしの三振さんしんで、4打数だすう1安打あんだで、打率だりつは3割わりちょうどとなりました。

大谷おおや「いいところと悪わるいところがあった」

本拠地ほんきょち初はつ登板とうばんで、地元じもとファンの前まえで2勝しょう目めをあげた大谷おおや選手せんしゅは「フォアボールが多おおかったが、長ながい回かいを投なげられて、いいところと悪わるいところがあった。スライダーばかり投なげたが、相手あいてを見みながら投なげることができたので、そこがよかった。ヒットを打うった打席だせきは、追い込おいこまれた中なかで打うてたのでよかったが、それ以外いがいの打席だせきは、甘あまい球たまの打うち損そんじも多おおいので、もう一度もういちどしっかりと帰かえってから映像えいぞうを見みて、直なおせるところは直なおしていきたいと思おもう」と振り返ふりかえりました。

最後さいごにチームとしての目標もくひょうを聞きかれると、「チームとして順調じゅんちょうにきていると思おもうので、まず、みんなが健康けんこうで1年間ねんかんを過すごせるように頑張がんばっていきたい」と話はなしました。

エンジェルス監督かんとく “12日にちは先発せんぱつ起用きようしない”

エンジェルスのネビン監督かんとくは、大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅを登板とうばん翌日よくじつの12日にちの試合しあいでは先発せんぱつ起用きようしない方針ほうしんを示しめしました。

代打だいだで出場しゅつじょうする可能かのう性せいはあるということです。

これはネビン監督かんとくが11日にちの試合しあい後ご、明あきらかにしました。

エンジェルスは、12日にちに本拠地ほんきょちでのナショナルズ戦せんを終おえた後のち、東ひがし海岸かいがんのボストンに移動いどうし、13日にちの休養きゅうよう日びをはさんで14日にちから30日にちまで今こんシーズン最長さいちょうの17連戦れんせんとなることから、ネビン監督かんとくは、ここまで投打とうだにフル回転かいてんを続つづけている大谷おおや選手せんしゅを休養きゅうようさせる考かんがえを示しめしました。

ピッチクロック違反いはん対策たいさく試ためすも投球とうきゅうフォーム変かわらず

大谷おおや選手せんしゅは前回ぜんかいの登板とうばんでピッチクロック違反いはんを取とられた対策たいさくとして、前日ぜんじつの投球とうきゅう練習れんしゅうで左足ひだりあしを1足そく分ぶん下さげいつ投球とうきゅう動作どうさを始はじめたのかわかりやすくなった新あたらしい投球とうきゅうフォームを試ためしていましたが、この日ひは左足ひだりあしは下さげずこれまでと同おなじフォームで投なげました。

前回ぜんかい登板とうばんした5日にちのマリナーズ戦せんでは相手あいてバッターが準備じゅんびできていない状態じょうたいで投球とうきゅう動作どうさに入はいったと判断はんだんされてピッチクロックの違反いはんを取とられましたが、この試合しあいでは違反いはんはなく、ナショナルズ打線だせんを7回かいまでヒット1本ほん、無む失点しってんに抑おさえる快かい投とうを見みせました。

試合しあい後ご、記者きしゃから新あたらしい投球とうきゅうフォームで投なげなかったのはしっくりこなかったからなのかと尋たずねられると「それはない。どっちもできるに越こしたことないし、きょうの感かんじでダメと言いわれることも想定そうていしながら、ダメだった時ときはそれに切り替きりかえればいい」と話はなし、審判しんぱんから注意ちゅういされれば新あたらしいフォームに切り替きりかえる準備じゅんびがあったと明あかしました。

その上うえで「基本きほん的てきにはあまり変かえずに。例たとえば残のこり9秒びょう、8秒びょうでバッターがこちらを見みていない時ときに動作どうさに入はいるのがいいのかどうか、グレーな感かんじがある。審判しんぱんも必かならずしも違反いはんを取とるわけではないし、まだちょっと全体ぜんたい的てきにあいまいなので、試合しあいの雰囲気ふんいきで合あわせていくしかない」と話はなし、ルールが始はじまったばかりで判定はんていの基準きじゅんがまだ明確めいかくでないことを指摘してきしていました。

大谷おおや選手せんしゅの次回じかいの先発せんぱつ登板とうばんは中ちゅう5日にちで17日にちにボストンで行おこなわれるレッドソックス戦せんに決きまり、WBC＝ワールド・ベースボール・クラシックで大谷おおや選手せんしゅに続つづく4番ばんを打うった吉田よしだ正ただし尚なお選手せんしゅと大リーグだいり-ぐでの初はつ対決たいけつが実現じつげんしそうです。