ウクライナのマリウポリでは、ロシアの軍とウクライナの軍が激しく戦いました。
去年3月リトアニア人の映画の監督が、マリウポリで教会に逃げていた人たちの生活をカメラで撮りました。戦っている音が聞こえる教会で、お祈りや料理をしたりする人たちが写っています。
監督はロシアを支持しているグループに殺されました。このため監督を手伝っていた人たちが、監督が撮ったビデオを使って「マリウポリ 7日間の記録」という映画を作りました。
この映画は、東京の渋谷の映画館で15日から始まりました。映画を作った人は「マリウポリの人たちのそのままの生活を見てほしいです。一緒にいる人たちへの優しい気持ちが、平和になるために大切だと思います」と話しました。
この映画は、京都市や仙台市など日本のいろいろな所で始まる予定です。