今月20
日に
開幕する、ラグビーワールドカップ
日本大会の
開幕戦で
使われるホイッスルが、
7か月余りをかけてイギリスから
自転車で
運ばれ、12
日、
日本に
到着しました。ラグビーワールドカップ
日本大会の
開幕戦は、
今月20
日、
東京 調布市の
東京スタジアムで
行われ、
日本とロシアが
対戦します。
主催する「ワールドラグビー」は、アジアでは初めて開かれる大会を盛り上げようと、開幕戦でレフェリーが使うホイッスルを前回大会の開催地 イギリスから日本まで、自転車で運ぶことにしました。
大役を任されたのは、自転車で冒険やチャリティー活動をしている香港出身のジェームス・オーウェンさんと南アフリカ出身のロン・ルトランドさんで、ことし2月にイギリスを出発し、ラグビーの普及や、貧困などに苦しむ子どもたちへの寄付を募りながら、7か月余りかけて、ユーラシア大陸のおよそ2万キロを横断しました。
12日午前9時半ごろ、フェリーで上海から大阪南港に到着した2人は、自転車を押しながらフェリーターミナルに姿を現し、運んできたホイッスルを披露しました。
オーウェンさんは「日本に無事にホイッスルを運ぶことができてほっとしています。この大会をきっかけに、たくさんの人が一つになることを期待しています」と話していました。
2人はこのあと自転車で東京に移動し、開幕前日の19日に、東京スタジアムで直接レフェリーにホイッスルを手渡すということです。