俳優志望の
女性を
演技指導の
名目で
マンションに
誘い込み、
性的暴行をしたとして
逮捕された
映画監督が「
映画に
出るなら
裸にならないといけないときも
ある」
などと、
女性に
伝えていたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
警視庁は
映画監督の
立場を
悪用した
疑いが
あるとみていきさつを
調べています。
調べに対し、
容疑を
否認しているということです。
川崎市中原区の会社役員で映画監督の榊英雄容疑者(53)は、8年前の2016年、俳優志望だった20代の女性を東京 港区のマンションに演技指導の名目で誘い込み、性的暴行をしたとして逮捕され、21日午前、検察庁に送られました。
調べに対し「えん罪です」と容疑を否認しているということです。
これまでの調べで、容疑者は自身が演技指導を行うワークショップに参加していた女性に対し「もう少し演技について話そう」と言って、マンションに誘い込んだとみられています。
捜査関係者によりますと、さらに「映画に出るなら裸にならないといけないときもある。裸になってみろ」などと伝えていたということです。
当時、女性は映画に出られると思っていましたが、その後、出演することはなかったということで、警視庁は映画監督の立場を悪用した疑いがあるとみて調べています。
また、ほかにも同じような被害相談が複数寄せられていることから、関連についても捜査することにしています。