オーストラリア南東部ビクトリア州で大規模な火災が発生し、28日正午までに州内の約3万人に避難指示が出ました。
ビクトリア州とその西側の南オーストラリア州では、高温の乾燥した天気が続いています。雷を伴う激しい嵐が予想され、地表が乾いたままの「乾雷」が発生する可能性もあります。
ビクトリア州消防隊の責任者によると、気温が40度に近づき、17~19メートルの突風が予想されるなど、火災の危険性が極度に高まっています。強風と暑さは、当初の予想よりやや長引く見通しだということです。
22日に同州メルボルンの西約190キロの農村部で発生した火災は、今も鎮火していません。