日本新聞: 安倍元首相銃撃山上徹也被告「事件について考えない日ない」

安倍あべ元もと首相しゅしょう銃撃じゅうげき山上やまがみ徹也てつや被告ひこく「事件じけんについて考かんがえない日ひない」

Mar 5, 2024 07:03

Furigana

おととし、奈良なら市しで安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんが銃撃じゅうげきされた事件じけんで、殺人さつじんなどの罪つみで起訴きそされた山上やまがみ徹也てつや被告ひこくの弁護べんご団だんが報道陣ほうどうじんの取材しゅざいに応おうじ、被告ひこくの近況きんきょうを明あきらかにしました。「事件じけんについて考かんがえない日ひはない」などと話はなしているということです。

おととし7月つき、奈良なら市しで安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんが銃撃じゅうげきされて死亡しぼうした事件じけんでは、山上やまがみ徹也てつや被告ひこく（43）が殺人さつじんなどの罪つみで起訴きそされています。

この事件じけんは裁判さいばん員いん裁判さいばんで審理しんりされるとみられていて、ことし1月つきには証拠しょうこや争点そうてんなどを絞り込しぼりこむ2回かい目めの「公判こうはん前ぜん整理せいり手続てつづき」が行おこなわれ、被告ひこく本人ほんにんも初はじめて出席しゅっせきしました。

こうした中なか、山上さんじょう被告ひこくの弁護べんご団だんが4日にち、報道陣ほうどうじんの取材しゅざいに応おうじ、近況きんきょうを明あきらかにしました。

それによりますと、2月つき、弁護べんご団だんが拘置こうち所しょで接見せっけんした際さいに現在げんざいの心境しんきょうを尋たずねると「事件じけんについて考かんがえない日ひはない」と話はなし、今後こんごの公判こうはん前ぜん整理せいり手続てつづきにも出席しゅっせきしたいという意向いこうを示しめしたということです。