SUBARUは3
日、
取締役会を
開き、ことし6
月付けで
中村知美社長が
代表権のない
会長に
就任し、
後任の
新しい社長に
専務の
大崎氏が
昇格する
人事を
決めました。
社長の交代は5年ぶりです。
大崎氏は60歳。
エンジニアとして入社し、エンジンの設計などを担当したほか、2017年に検査不正が発覚した際には、品質保証の責任者として再発防止に取り組みました。
現在は専務で、製造本部長を務めています。
大崎氏は3日の記者会見で「先が見通しづらい時代だからこそ、地に足をつけて軸をぶらさず、前をしっかり向いて重責を果たしていくことが私の仕事だと強く思っている」と意気込みを述べました。
会長となる中村氏は「車の電動化対応など、難しいかじ取りが求められる時代は続く。会長として新体制を全力でサポートしていく」と述べました。
SUBARUは拠点がある群馬県大泉町にEV=電気自動車の専用工場を新設し、2027年以降に稼働させる計画で、新たな経営体制で加速するEVシフトへの対応を強化する方針です。