WOF=世界肥満連合は肥満対策が行われなかった場合、2035年までに世界人口の半数以上が肥満または過体重に分類されることになると警告しました。
4日の「世界肥満デー」を前に世界肥満連合が2日に発表した報告書によりますと、肥満予防や治療対策などが行われなかった場合、2035年までに世界人口の51%にあたる40億人以上が肥満、または過体重に分類される恐れがあるということです。
肥満がもたらすコストや世界経済への影響について2035年までに年間4兆3200億ドル、日本円で約580兆円を超えると試算しています。
また、若い世代やアジアやアフリカの低所得国で肥満や過体重の増加は増えると予想していて、世界肥満連合は各国に対策を取るよう呼び掛けています。
この報告書のデータは6日に国連に提出されるということです。