文部科学省は、日本の公立の小学校や中学校、高校などに通っている外国人などの子どもについて調べています。
日本語の会話が十分にできなかったり、授業がわからなかったりする子どもは、去年5月に6万9000人ぐらいいました。2012年は3万3000人ぐらいでした。10年ぐらいで2倍以上になっています。
1万1000以上の学校にこのような子どもたちがいます。市や町などでは、子どもたちがいろいろな学校に少しずついるため、教える人を見つけることが難しくなっています。いろいろな国から来ているため、子どものことばがわかる人が少ないことも問題です。
文部科学省は「子どものことばがわかる人をさがします。コンピューターを使った教育などもできるようにしていきたいです」と話しています。