日本新聞: 大谷翔平打率首位と4厘差三冠王の可能性残し最終戦へ

大谷おおや翔しょう平たいら打率だりつ首位しゅいと4厘りん差さ三冠王さんかんおうの可能かのう性せい残のこし最終さいしゅう戦せんへ

Sep 29, 2024 13:09 1

Furigana

大リーグだいり-ぐ、ドジャースの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅは28日にち、ロッキーズ戦せんで2本ほんのヒットを打うって打率だりつを上あげてリーグトップとの差さを4厘りんに縮ちぢめ、レギュラーシーズン残のこり1試合しあいで三冠王さんかんおう獲得かくとくの可能かのう性せいを残のこしています。

また、この試合しあいで山本やまもと由ゆかり伸しん投手とうしゅが先発せんぱつ登板とうばんし、5回かい2失点しってんで7勝しょう目めをあげました。

大谷おおや選手せんしゅはこの試合しあいが始はじまる時点じてんで、ホームランと打点だてんはリーグトップ、打率だりつはリーグトップと5厘りん差さの2位いにつけていました。

28日にちは相手あいての本拠地ほんきょちコロラド州しゅうデンバーで行おこなわれたロッキーズ戦せんに1番ばん・指名しめい打者だしゃで先発せんぱつ出場しゅつじょうしました。

1回かいの第だい1打席だせきはアウトコースの変化球へんかきゅうを引っ張ひっぱり、打球だきゅう速度そくど179.1キロの痛烈つうれつな打球だきゅうでライトフェンスを直撃ちょくげきする11試合しあい連続れんぞくヒットで塁るいに出でました。

2回かいの第だい2打席だせきはショートゴロ、5回かいの第だい3打席だせきはフォアボールでしたが、8対たい2で迎むかえた6回かいの第だい4打席だせきは150キロを超こえる低ひくめの速球そっきゅうを引っ張ひっぱってライト前まえに運はこび、2本ほん目めのヒットで塁るいに出でました。

さらに2番ばん・ベッツ選手せんしゅの打席だせきで二塁にるいへ、2試合しあい連続れんぞくの盗塁とうるいも成功せいこうさせて、今こんシーズンの盗塁とうるいの数かずを「58」に伸のばしました。

このあと7回かいの第だい5打席だせきはライトライナー、9回かいの第だい6打席だせきはセカンドゴロでした。

大谷おおや選手せんしゅはこの試合しあい5打数だすう2安打あんだ、盗塁とうるい1つで、打率だりつを3割わり1分ふんに上あげて、リーグトップとの差さを4厘りんに縮ちぢめました。

大谷おおや選手せんしゅは三冠王さんかんおう獲得かくとくの可能かのう性せいを残のこし、29日にちにレギュラーシーズンの最終さいしゅう戦せんに臨のぞみます。

また、ここまで6勝しょう2敗はいの山本やまもと投手とうしゅはけがからの復帰ふっき後ご、4試合しあい目めとなる先発せんぱつマウンドに上あがりました。

山本やまもと投手とうしゅは1回かいに犠牲ぎせいフライ、3回かいはソロホームランを打うたれて2点てんを失うしないましたが、5回かいまで投なげてリードを守まもりました。

球たま数すうは71球きゅう、打うたれたヒットが4本ほん、フォアボールは1つも出ださず、奪うばった三振さんしんは6つでした。

試合しあいはドジャースが13対たい2で大勝たいしょうし、山本やまもと投手とうしゅは6月つき1日にち以来いらいの勝ち星かちぼしで、7勝しょう目めをあげました。

山本やまもと由ゆかり伸しん「手応てごたえを感かんじるピッチング」

レギュラーシーズン最後さいごの先発せんぱつマウンドで7勝しょう目めをあげた山本やまもと由ゆかり伸しん投手とうしゅは試合しあい後ご、グラウンド上じょうでインタビューに応おうじ、「先さきに失点しってんしてしまったが、回かいを重かさねるにつれて自分じぶんのリズムで投なげることができた。10月つきのプレーオフに入はいったら負まけられない試合しあいが始はじまるので、きょうは、自分じぶんでも手応てごたえを感かんじられるピッチングだったと思おもう」と試合しあいを振り返ふりかえりました。

そのうえで、プレーオフでの登板とうばんに向むけて「しっかり立ち上たちあがりからいいピッチングができるように調整ちょうせいしたい。レギュラーシーズンでは自分じぶんがチームから抜ぬけている時期じきが長ながかったので、とにかく全力ぜんりょくでチームのために投なげたい」と力強ちからづよく意気込いきごみを話はなしていました。