パリオリンピックで
競技会場のセーヌ
川の
水質悪化のため
男子の
競技が
延期されていたトライアスロンについて、
大会組織委員会などは、
最新の
水質検査の
結果が
基準を
満たしたことから、31
日に
男女とも
行うと
発表しました。
パリオリンピックでは、トライアスロンなどの競技でパリの中心部を流れるセーヌ川が会場となっていますが、雨の影響による水質の悪化から、事前の練習や、30日に予定されていたトライアスロンの男子の競技が延期されていました。
こうしたなか、大会組織委員会と競技団体は共同で声明を発表し、最新の水質検査の結果が基準を満たしたことからトライアスロンの男女の競技をいずれも31日に行うと発表しました。
▼現地時間の午前8時に女子の競技を、▼その後、午前10時45分から男子の競技を行うということです。
セーヌ川は水質の悪化などから長年、遊泳が禁止されてきましたが、市などは大会に向けて対策を進め開幕間近の17日にはパリ市のイダルゴ市長がみずからセーヌ川で泳ぎ、水質の改善をアピールしていました。
パリオリンピックでは、トライアスロンなどの選手たちがセーヌ川を泳ぐ姿が見どころの1つとなっているだけに、開催に注目が集まりそうです。