岩屋外務大臣は、
アメリカの
トランプ次期大統領の
就任式に
出席するため、19
日午前、ワシントンに
向けて
出発しました。
国務長官に
起用されるルビオ
氏との
日米外相会談も
調整していて、
新政権との
間で
日米同盟を
維持・
強化して
いく方針を
いち早く
確認したい
考えです。
岩屋外務大臣は、日本時間の21日未明に行われるアメリカのトランプ次期大統領の就任式に出席するため、19日午前11時すぎ、ワシントンに向けて羽田空港を出発しました。
アメリカの大統領就任式に日本の外務大臣が出席するのは初めてです。
これに合わせて岩屋大臣は、国務長官に起用されるマルコ・ルビオ氏との日米外相会談などを調整していて、安全保障分野での協力や地域情勢をめぐって意見を交わすとともに、石破総理大臣とトランプ次期大統領との日米首脳会談を早期に実現したいという考えを伝えるものとみられます。
また、日米豪印の4か国の枠組み、クアッドの外相会合も調整していて、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、連携の強化が重要だという認識を共有する見通しです。
岩屋大臣としては、一連の会談を通じて、発足直後の新政権との間で日米同盟を維持・強化していくとともに、アジア太平洋地域の平和と安定に協力して取り組む方針をいち早く確認したい考えです。