日本新聞: 気象庁会見「直ちに身の安全を確保しなければいけない状況」

気象庁きしょうちょう会見かいけん「直ただちに身みの安全あんぜんを確保かくほしなければいけない状況じょうきょう」

Nov 9, 2024 05:11

Furigana

鹿児島かごしま県けんの与論よろん町まちに大雨おおあめの特別とくべつ警報けいほうが発表はっぴょうされたことについて、気象庁きしょうちょうは午前ごぜん3時じ40分ふんに会見かいけんを開ひらき、杉本すぎもと悟史さとし予報よほう課長かちょうは「与論よろん町まちではこれまで経験けいけんしたことのない大雨おおあめとなっていて、土砂どしゃ災害さいがい警戒けいかい区域くいきなどでは何なんらかの災害さいがいがすでに発生はっせいしている可能かのう性せいが極きわめて高たかい。命いのちの危険きけんが迫せまっているため直ただちに身みの安全あんぜんを確保かくほしなければいけない状況じょうきょうだ」と呼よびかけました。

また、特別とくべつ警報けいほうが発表はっぴょうされていない地域ちいきに対にたいしても「今後こんご特別とくべつ警報けいほうを発表はっぴょうする市町村しちょうそんが増ふえる可能かのう性せいがあり、特別とくべつ警報けいほうの発表はっぴょうを待まつことなく、発表はっぴょうされている避難ひなん情報じょうほうに直ただちに従したがい身みの安全あんぜんを確保かくほしてください。現在げんざいは夜間やかんであることから周囲しゅういの状況じょうきょうを確認かくにんしてください」と呼よびかけました。

今後こんごの見通みとおしは

今後こんごの見通みとおしについては、「午前ごぜん4時じ前まえの時点じてんで、与論よろん町まちや沖縄おきなわ本島ほんとうにかかっていた強つよい雨雲あまぐもは若干じゃっかん東ひがしに動うごいているが、動うごきが非常ひじょうに遅おそい。さらに、沖縄おきなわの西にしの気圧きあつの谷たにに向むかって湿しめった空気くうきが吹き込ふきこむ状況じょうきょうはすぐには変かわらないとみている。雨雲あまぐもがたまたま島しまから外はずれても、安全あんぜんと判断はんだんするのは早はやい」と述のべたうえで、現時点げんじてんでは夕方ゆうがたまで特別とくべつ警報けいほうが続つづく可能かのう性せいもあるとの見解けんかいを示しめしました。

気象庁きしょうちょう会見かいけん「直ただちに身みの安全あんぜんを確保かくほしなければいけない状況じょうきょう」

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