日本新闻: 公明臨時党大会で斉藤国交相が正式に代表就任

公明こうめい臨時りんじ党とう大会たいかいで斉藤さいとう国交こっこう相しょうが正式せいしきに代表だいひょう就任しゅうにん

Nov 9, 2024 17:11 4

Furigana

公明党こうめいとうは臨時りんじの党とう大会たいかいを開ひらき、衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで議席ぎせきを減へらした責任せきにんなどをとって辞任じにんした石井いしい代表だいひょうの後任こうにんに、国土こくど交通こうつう大臣だいじんの斉藤さいとう鉄夫てつお氏しが正式せいしきに就任しゅうにんしました。

公明党こうめいとうは先さきの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで議席ぎせきを減へらし、石井いしい代表だいひょうも議席ぎせきを確保かくほできなかったことから、石井いしい氏しが辞任じにんの意向いこうを表明ひょうめいしたことを受うけて、9日にちに臨時りんじの党とう大会たいかいを開ひらきました。

そして、7日にちの中央ちゅうおう幹事かんじ会かいで後任こうにんの代表だいひょうに国土こくど交通こうつう大臣だいじんの斉藤さいとう鉄夫てつお氏しが内定ないていしたことが報告ほうこくされ、全会ぜんかい一致いっちでこれを承認しょうにんし、斉藤さいとう氏しが正式せいしきに代表だいひょうに就任しゅうにんしました。

斉藤さいとう氏しは「衆議院しゅうぎいん選挙せんきょは、政治せいじとカネの問題もんだいでの逆風ぎゃくふうを押し返おしかえすだけの独自どくじ性せいを十分じゅうぶんに発揮はっきできなかった。党とうの持ち味もちあじである国くにと地方ちほうのネットワークによる政策せいさく実現じつげん力りょくを発揮はっきし、一丸いちがんとなって立ち上たちあがれば反転はんてん攻勢こうせいにつながる。私わたしが先頭せんとうに立たち戦たたかっていく」と述のべました。

また執行しっこう部ぶ人事じんじでは、浜はま四津よつ敏子としこ氏しが務つとめて以来いらい、14年ねんぶりに代表だいひょう代行だいこうが置おかれ、竹谷たけたにとし子としこ氏しが就任しゅうにんしました。

西田にしだ幹事かんじ長ちょうと岡本おかもと政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうはそれぞれ留任りゅうにんすることになりました。

斉藤さいとう代表だいひょう “年内ねんないの政治せいじ資金しきん規正きせい法ほうの再さい改正かいせい目指めざす”

斉藤さいとう代表だいひょうは、臨時りんじの党とう大会たいかいのあと記者きしゃ会見かいけんし、政治せいじとカネの問題もんだいについて「選挙せんきょ結果けっかを見みると、われわれの危機きき感かんが足たりなかったのではないか。公明党こうめいとうとして国民こくみんの怒いかりを100％理解りかいしていなかった」と述のべました。

そのうえで「公明党こうめいとうは、政策せいさく活動かつどう費ひの廃止はいしや政治せいじ資金しきんをチェックする第三者だいさんしゃ機関きかんの設置せっちなどを提案ていあんしており、スピード感かんを持もって年内ねんないに実現じつげんしたい」と述のべ、年内ねんないの政治せいじ資金しきん規正きせい法ほうの再さい改正かいせいを目指めざす考かんがえを示しめしました。

また、14年ねんぶりに代表だいひょう代行だいこうを置おき、竹谷たけたにとし子としこ氏しを起用きようしたことについて「代表だいひょうと同格どうかくの立場たちばで、意思いし決定けっていを共有きょうゆうしていく。これからの10年ねんで女性じょせいの国会こっかい議員ぎいんを3割わりにする党とうの目標もくひょうの旗はた振ふり役やくになってもらいたい」と述のべました。