Actualités japonaises: 北朝鮮巡航ミサイル2発を黄海に向け発射と発表米韓に対抗

北朝鮮きたちょうせん巡航じゅんこうミサイル2発はつを黄海こうかいに向むけ発射はっしゃと発表はっぴょう米べい韓かんに対抗たいこう

Sep 3, 2023 12:09

Furigana

北朝鮮きたちょうせんは、巡航じゅんこうミサイル2発はつを朝鮮ちょうせん半島はんとう西側にしがわの黄海こうかいに向むけて発射はっしゃする訓練くんれんを2日にちに行いったと発表はっぴょうしました。合同ごうどう軍事ぐんじ演習えんしゅうを行おこなったアメリカと韓国かんこくへの対抗たいこう措置そちだとしています。

3日にち付づけの北朝鮮きたちょうせんの朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう機関きかん紙し「労働ろうどう新聞しんぶん」は、軍ぐんの部隊ぶたいが2日にち明け方あけがた、戦術せんじゅつ核かくによる攻撃こうげきを想定そうていした訓練くんれんを行おこない、西部せいぶにある川かわの河口かこうから朝鮮ちょうせん半島はんとう西側にしがわの黄海こうかいに向むけて長距離ちょうきょり戦略せんりゃく巡航じゅんこうミサイル2発はつを発射はっしゃしたと伝つたえました。

ミサイルは、1500キロの距離きょりを8の字じの軌道きどうでおよそ2時間じかん8分ふん飛行ひこうしたとしています。

また、核かく弾頭だんとうに見立みたてた試験しけん用ようの弾頭だんとうが装着そうちゃくされ、目標もくひょうの島しまの上空じょうくう150メートルの所ところで爆発ばくはつさせたということです。

訓練くんれんの目的もくてきについて、8月つき末まつまで合同ごうどう軍事ぐんじ演習えんしゅうなどを行おこなったアメリカと韓国かんこくへの対抗たいこう措置そちだと強調きょうちょうしています。

また、党とう中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かいは米べい韓かんに対にたいし「核かく武力ぶりょくを堅持けんじし、戦争せんそう抑止よくし力りょくの圧倒的あっとうてきな行使こうしによって、大おおきな脅威きょういが近ちかづいた現実げんじつをはっきりと認識にんしきさせる」として対決たいけつ姿勢しせいを鮮明せんめいにしています。

韓国かんこく軍ぐんは、北朝鮮きたちょうせんが2日にち、黄海こうかいに向むけて巡航じゅんこうミサイル数すう発はつを発射はっしゃしたと明あきらかにしていて、北朝鮮きたちょうせんの発表はっぴょうはこのミサイルを指さすとみられます。

北朝鮮きたちょうせんの戦略せんりゃく巡航じゅんこうミサイルはだ円だえんや8の字じの軌道きどうで低空ていくうを長時間ちょうじかん飛行ひこうすることから、迎撃げいげきが難むずかしく命中めいちゅう精度せいども高たかいとされ、8月つき21日にちには海軍かいぐんによる発射はっしゃ訓練くんれんの実施じっしを発表はっぴょうしていました。

キム総そう書記しょき軍需ぐんじゅ工場こうじょうを視察しさつ海軍かいぐん強化きょうか方針ほうしんを強調きょうちょう

3日にち付づけの北朝鮮きたちょうせんの朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう機関きかん紙し「労働ろうどう新聞しんぶん」は、キム・ジョンウン（金きむ正ただし恩おん）総そう書記しょきが船舶せんぱく関連かんれんの国営こくえい企業きぎょうや、重要じゅうような軍需ぐんじゅ工場こうじょうを視察しさつしたと伝つたえ、海軍かいぐんの強化きょうかを進すすめる方針ほうしんを改あらためて強調きょうちょうしました。

このうち北西ほくせい部ぶにある国営こくえいの「プクチュン機械きかい連合れんごう企業きぎょう所しょ」は船舶せんぱく用ようのディーゼルエンジンなどを製造せいぞうしていると韓国かんこくメディアは伝つたえていて、キム総そう書記しょきは「海軍かいぐん力りょくの強化きょうかにおいて、誰だれも代かわることができない重要じゅうような任務にんむを担になっている」と指摘してきしました。

「労働ろうどう新聞しんぶん」にはキム総そう書記しょきが船舶せんぱく用ようとみられる部品ぶひんを笑顔えがおで見みたり、手てで触ふれたりする写真しゃしんが掲載けいさいされ、年末ねんまつの開催かいさいを予告よこくしている党とうの中央ちゅうおう委員いいん会かい総会そうかいで船舶せんぱくの製造せいぞうに関にかんする重要じゅうような方針ほうしんを明あきらかにするとしています。

キム総そう書記しょきは海軍かいぐんによる戦略せんりゃく巡航じゅんこうミサイルの発射はっしゃ訓練くんれんに立ち会たちあったと、8月つき21日にちに伝つたえられたのに続つづいて、27日にちには、海軍かいぐんの司令しれい部ぶで行おこなった演説えんぜつで海軍かいぐんへの戦術せんじゅつ核兵器かくへいきの配備はいびを進すすめていく方針ほうしんを示しめしていました。