일본어 뉴스: 漫画「ベルセルク」作者三浦建太郎さん悼む展覧会あすから

漫画まんが「ベルセルク」作者さくしゃ三浦みうら建たて太郎たろうさん悼いたむ展覧てんらん会かいあすから

Sep 9, 2021 16:09

Furigana

迫力はくりょくのある作画さくがと壮大そうだいなストーリーで国内こくない外がいで高たかく評価ひょうかされつつも、ことし5月つきに亡なくなった、漫画まんが家か三浦みうら建たて太郎たろうさんの代表だいひょう作さく「ベルセルク」の原画げんがなどを一堂いちどうに集あつめた展覧てんらん会かいが、10日にちから東京とうきょうで始はじまります。

「ベルセルク」は、巨大きょだいな剣けんを持もった主人公しゅじんこうの「ガッツ」が、次々つぎつぎと襲おそう魔物まものと戦たたかいながら大切たいせつな仲間なかまを守まもるために旅たびを続つづけるダークファンタジーで、三浦みうら建たて太郎たろうさんが1989年ねんから30年ねん以上いじょうにわたって描えがき続つづけてきました。

今回こんかいの展覧てんらん会かいは数すう年ねん前まえから企画きかくされていましたが、三浦みうらさんがことし5月つき、54歳さいで急死きゅうししたため、残のこされたスタッフや編集へんしゅう者しゃが、作品さくひんの魅力みりょくを伝つたえようと、原画げんがなど300点てん以上いじょうを集あつめて開ひらくことになりました。

会場かいじょうには「ガッツ」が剣けんを振ふり下おろす際さいの緻密ちみつに描えがき込こまれた迫力はくりょくある場面ばめんや、残酷ざんこくでありながら、静しずかさを感かんじさせる「蝕（しょく）」と呼よばれる場面ばめんの原画げんがが展示てんじされています。

「ベルセルク」のコミックスの累計るいけい発行はっこう部数ぶすうは電子でんし版ばんを含ふくめて世界せかいで5000万まん部ぶを超こえ、国内外こくないがいのファンから大おおきな支持しじを集あつめてきましたが、作者さくしゃが亡なくなったことで「もっと続つづきを読よみたかった」という声こえもあがっています。

「ベルセルク」を連載れんさいする「ヤングアニマル」編集へんしゅう部ぶの永島ながしま隆行たかゆき編集へんしゅう長ちょうは「読者どくしゃに絵えをじかに見みてもらえる機会きかいとして、三浦みうら先生せんせいも開催かいさいを楽たのしみにしていました。原画げんがだからこそ分わかる細部さいぶの描写びょうしゃや書き込かきこみを通をつうじて三浦みうら先生せんせいが作品さくひんに込こめた熱量ねつりょうが伝つたわると思おもいます。心こころに刻きざんでもらえれば」と話はなしていました。

「大だいベルセルク展てん～三浦みうら建太けんた郎ろう画業がぎょう32年ねんの軌跡きせき～」は、9月つき10日にちから23日にちまで池袋いけぶくろサンシャインシティで開ひらかれます。