Báo tiếng Nhật: 「ワクチン・検査パッケージ」の使い方国民的議論を尾身会長

「ワクチン・検査けんさパッケージ」の使い方つかいかた国民こくみん的てき議論ぎろんを尾身おみ会長かいちょう

Sep 9, 2021 23:09

Furigana

政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ茂しげる会長かいちょうは9日にち夜よる、西村にしむら経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんとともに行おこなった記者きしゃ会見かいけんで、ワクチンを接種せっしゅ済ずみであることや検査けんさで陰性いんせいだったことを証明しょうめいする「ワクチン・検査けんさパッケージ」について、「パッケージをどのような場面ばめんで使つかうのかについてはコンセンサスが非常ひじょうに重要じゅうようで私わたしたちは国民こくみん的てき議論ぎろんをしてほしいと強調きょうちょうしている。例たとえば大学だいがくの部ぶ活動かつどうなどの際さいにパッケージを導入どうにゅうすることを義務ぎむとするのか学校がっこう独自どくじのルールにするのか、もしくはより緩ゆるやかな要請ようせいにするのかなどの考え方かんがえかたがある。また、飲食いんしょく店てんについても感染かんせん対策たいさくができていることを認証にんしょうする制度せいどがあれば十分じゅうぶんなのか、それともパッケージの仕組しくみを導入どうにゅうしてワクチン接種せっしゅや検査けんさが必要ひつようだとするのかなど、それぞれの場所ばしょでいろいろな選択せんたく肢しがある。国くにや自治体じちたいが一方いっぽう的てきにお願おねがいしても理解りかいと共感きょうかんが得えられないので、市民しみんや事業じぎょう者しゃの意見いけんを聞ききながら、仕組しくみの導入どうにゅうにどのような難むずかしさや条件じょうけんがあるのかどんなメリットがあるのか議論ぎろんをしたうえでみんなに納得なっとくしてもらう必要ひつようがある」と説明せつめいしました。

また、尾身おみ会長かいちょうは、政府せいふが今後こんごの日常にちじょう生活せいかつの回復かいふくに向むけた考え方かんがえかたを示しめしたことについて、「今いまの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが続つづいている状況じょうきょうで緩ゆるめるという方向ほうこうでは無ないのではないか」としたうえで、「今回こんかいの宣言せんげんが解除かいじょされたあとでも再度さいど、強つよい対策たいさくを打うつ可能かのう性せいはある。ただ、その際さいにはワクチンの接種せっしゅ率りつが上あがり、新あらたな治療ちりょう薬やくが出でてくるなど、いままでと明あきらかに違ちがう環境かんきょうになっているとみられ、その中なかで何なにをするのかを考かんがえなければならない。緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんのような強つよい対策たいさくをするにしても何なにをすべきなのか根本こんぽん的てきな議論ぎろんが必要ひつようになると考かんがえており、これから知恵ちえを集あつめて提案ていあんしていきたい」と述のべました。

西村にしむら経済けいざい再生さいせい相しょう「国民こくみん的てきな議論ぎろんをしながら具体ぐたい化かを進すすめたい」

西村にしむら経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんで、今後こんごの日常にちじょう生活せいかつの回復かいふくに向むけた考え方かんがえかたについて「今いまの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんのもとで『ワクチン・検査けんさパッケージ』を始はじめるということではない。今いまの宣言せんげんが終おわり、ワクチン接種せっしゅが一定いっていレベルになったときに導入どうにゅうするための議論ぎろんを今いまから始はじめていくということだ」と述のべました。

そのうえで「専門せんもん家かから国民こくみん的てきな議論ぎろんをするべきだと提言ていげんをいただいている。どういう場面ばめんで『ワクチン・検査けんさパッケージ』を使つかうのが有用ゆうようなのか、事業じぎょう者しゃにも利用りようする方ほうにも理解りかいをいただかなければならない。事業じぎょう者しゃや自治体じちたいの声こえを聴きき、幅広はばひろく国民こくみん的てきな議論ぎろんをしながら具体ぐたい化かを進すすめていきたい」と述のべました。