일본어 뉴스: 特別支援学級の教諭児童に「生きる価値ない」懲戒免職処分に

特別とくべつ支援しえん学級がっきゅうの教諭きょうゆ児童じどうに「生いきる価値かちない」懲戒ちょうかい免職めんしょく処分しょぶんに

Sep 21, 2021 19:09

Furigana

兵庫ひょうご県けん姫路ひめじ市しの小学校しょうがっこうで、特別とくべつ支援しえん学級がっきゅうの担任たんにんをしていた39歳さいの男性だんせい教諭きょうゆが、クラスの児童じどうに対にたいし「生いきる価値かちがない」などと日常にちじょう的てきに暴言ぼうげんをはいたり、体罰たいばつを繰り返くりかえしたりしていたとして、懲戒ちょうかい免職めんしょくの処分しょぶんを受うけました。

懲戒ちょうかい免職めんしょくとなったのは、兵庫ひょうご県けん姫路ひめじ市しの市立しりつ城陽じょうよう小学校しょうがっこうで特別とくべつ支援しえん学級がっきゅうの担任たんにんをしていた籔田た侑亮あきら教諭きょうゆ（39）です。

兵庫ひょうご県けん教育きょういく委員いいん会かいによりますと教諭きょうゆは、ことし6月つきまでの3年ねん余あまりの間まに、6人にんの児童じどうに対にたいして合あわせて34件けんの暴言ぼうげんや体罰たいばつを繰り返くりかえしていたということです。

この中なかには登校とうこう時じ、かばんをしまうなどの支度したくをしなかった児童じどうに「生いきる価値かちなし。早はやく転校てんこうしろ」などと暴言ぼうげんをあびせたり、別べつの日ひには「死しぬしかないやろ」などの暴言ぼうげんをはいたりしたほか、児童じどうが泣なきながら「もう学校がっこうやめる」と言いうと「ほんまに絶対ぜったいやめろよ」などと迫せまったこともあったということです。

さらに、足あしをかけて体からだを倒たおし、覆おおいかぶさったり、プールの授業じゅぎょう中ちゅう、児童じどうの頭あたまを押おさえつけて無理むりやり水面すいめんにつけるなどの体罰たいばつも日常にちじょう的てきに行いったとしています。

調査ちょうさに対にたいし教諭きょうゆは「なかなか指導しどうがうまくいかず、怒いかりにまかせてやってしまった。子こどもの心こころを傷きずつけ、心こころから反省はんせいしている」と話はなしているということで、県けん教委きょういは21日にち付づけで懲戒ちょうかい免職めんしょくの処分しょぶんとしました。

また、小学校しょうがっこうは暴言ぼうげんや体罰たいばつを把握はあくしていましたが、口頭こうとうで注意ちゅういするだけで教育きょういく委員いいん会かいには報告ほうこくしておらず、県けん教育きょういく委員いいん会かいは、こうした対応たいおうが被害ひがいの拡大かくだいを招まねいた可能かのう性せいもあるとして、校長こうちょうを減給げんきゅうの懲戒ちょうかい処分しょぶんにしました。

県けん教育きょういく委員いいん会かいの稲次いなつぎ一彦かずひこ教職きょうしょく員いん課長かちょうは「もっと早はやく気が付きがつき、担任たんにんを外はずすなどの対応たいおうをすべきだった。被害ひがいに遭あった児童じどうに心こころからおわびをし、また学校がっこうや市し教委きょういを厳きびしく指導しどうしていきたい」と謝罪しゃざいしました。