日本新聞: 大谷翔平 45号ホームラン 10試合ぶりトップの2人に1本差

大谷おおや翔しょう平たいら 45号ごうホームラン 10試合しあいぶりトップの2人にんに1本ほん差さ

Sep 22, 2021 17:09 3

Furigana

大リーグだいり-ぐ、エンジェルスの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅが21日にちのアストロズ戦せんで、今こんシーズン45号ごうとなるソロホームランを打うち、アメリカンリーグのホームラン王おう争あらそいでトップに並ならぶ2人にんの選手せんしゅに1本ほん差さに迫せまりました。

今月こんげつ10日にちに44号ごうを打うったあとホームランが出でていない大谷おおや選手せんしゅは21日にち、本拠地ほんきょちのカリフォルニア州しゅうアナハイムで行おこなわれたアストロズ戦せんに2番ばん・指名しめい打者だしゃで先発せんぱつ出場しゅつじょうしました。

大谷おおや選手せんしゅは1回かいの第だい1打席だせきは、鋭するどい打球だきゅうのセンターライナーで、3回かいの第だい2打席だせきは、ピッチャーゴロに倒たおれました。

チームが9点てんを追おう6回かいの第だい3打席だせきは、1アウト一塁いちるいの場面ばめんで初球しょきゅうをライト前まえに運はこび、3試合しあいぶりのヒットでチャンスを広ひろげると、続つづくバッターのスリーランホームランでホームを踏ふみました。

そして、8回かいの第だい4打席だせきで大谷おおや選手せんしゅは、150キロを超こえる速球そっきゅうを完璧かんぺきにとらえ、右中間うちゅうかんへ今こんシーズン45号ごうとなるソロホームランを打うちました。

大谷おおや選手せんしゅのホームランは、10試合しあいぶりでアメリカンリーグのホームラン王おう争あらそいで、46本ほんでトップに並ならぶブルージェイズのゲレーロJr.選手せんしゅと、ロイヤルズのペレス選手せんしゅに1本ほん差さに迫せまりました。

大谷おおや選手せんしゅは、この試合しあい4打数だすう2安打あんだ1打点だてんで3試合しあいぶりの複数ふくすう安打あんだで、打率だりつは2割わり5分ふん7厘りんに上あがりました。

エンジェルスは5対たい10で敗やぶれて5連敗れんぱいで、プレーオフ進出しんしゅつの可能かのう性せいがなくなりました。

プレーオフに進すすめないのは7年ねん連続れんぞくです。

ホームラン王おう争あらそいに絡からむ3選手せんしゅの残のこり試合しあいは、ペレス選手せんしゅが10試合しあい、ゲレーロJr.選手せんしゅと大谷おおや選手せんしゅが11試合しあいです。

飛ひ距離きょりは135.6m 球団きゅうだん最多さいた記録きろくまであと2本ほん

大谷おおや選手せんしゅの45号ごうホームランは打球だきゅう速度そくどが186.8キロの強烈きょうれつな当あたりで、飛ひ距離きょりは135.6メートルと打うった瞬間しゅんかんにホームランと分わかる打球だきゅうでした。

アストロズの2人にん目め、ハビエア投手とうしゅの150キロのストレートをとらえてライトスタンドに運はこび、10試合しあいぶりのホームランを喜よろこぶファンの大だい歓声かんせいの中なかダイヤモンドを1周しゅうしました。

打球だきゅう速度そくどは今こんシーズンの大谷おおや選手せんしゅの45本ほんのホームランの中なかで4位いに並ならぶ速はやさで、飛ひ距離きょりでは7番目ばんめでした。

今こんシーズンの大谷おおや選手せんしゅのホームランで打球だきゅう速度そくどがもっとも速はやかったのは6月つき28日にちに打うった26号ごうの188.6キロで、もっとも飛とんだのは6月つき8日にちに打うった17号ごうの143.2メートルです。

大谷おおや選手せんしゅはこれで、シーズンのホームラン記録きろくで主砲しゅほうのトラウト選手せんしゅに並ならんで球団きゅうだんで歴代れきだい2位いとなり、トロイ・グロースさんの持もつ47本ほんの球団きゅうだん最多さいたまであと2本ほんと迫せまりました。

エンジェルスのマッドン監督かんとくは、試合しあい後ごの会見かいけんで大谷おおや選手せんしゅのホームランについて「ボールを破壊はかいしていた」と痛烈つうれつな当あたりに舌したを巻まいていました。

そのうえで「前まえの打席だせきのライナー性せいのヒットもよかったし、逆ぎゃく方向ほうこうにいい当あたりもあっていい兆候ちょうこうがあった。状態じょうたいはいいと思おもう」と話はなしバッティングが上向うわむきになってきているという見方みかたを示しめしました。

また、今こんシーズンのMVP＝最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅに大谷おおや選手せんしゅがふさわしいかを問とわれると「彼かれ以外いがいの選手せんしゅはみんな2位い、3位い、4位いだろう」と、独特どくとくの表現ひょうげんでMVP獲得かくとくに太鼓判たいこばんを押おしていました。