日本新闻: 内村航平五輪後初戦は7位鉄棒の着地で倒れる

内村うちむら航わたる平たいら五輪ごりん後ご初戦しょせんは7位い鉄棒てつぼうの着地ちゃくちで倒たおれる

Sep 23, 2021 19:09

Furigana

体操たいそうの内村うちむら航わたる平ひら選手せんしゅが東京とうきょうオリンピックの後のち、初はじめて大会たいかいに出場しゅつじょうし、種目しゅもく別べつの鉄棒てつぼうでH難なん度どの大技おおわざをこなしたものの、最後さいごの着地ちゃくちで倒たおれ、7位いでした。

大技おおわざを決きめるも…

内村うちむら選手せんしゅは東京とうきょうオリンピックで3大会たいかい連続れんぞくの金メダルきんめだるを目指めざして種目しゅもく別べつの鉄棒てつぼうに出場しゅつじょうしましたが、演技えんぎ途中とちゅうに落下らっかし、予選よせんで敗退はいたいしました。

内村うちむら選手せんしゅは23日にち、山形やまがた県けん酒田さかた市しで開ひらかれた「全日本ぜんにほんシニア選手権せんしゅけん」で、東京とうきょうオリンピックのあと、初はじめてとなる大会たいかいに臨のぞみました。

鉄棒てつぼうに出場しゅつじょうした内村うちむら選手せんしゅはオリンピックと同おなじ演技えんぎ構成こうせいで臨のぞみ、手放てばなし技わざでH難なん度どの「ブレットシュナイダー」やG難なん度どの「カッシーナ」といった大技おおわざを次々つぎつぎと決きめました。

しかし、最後さいごの着地ちゃくちでバランスを崩くずして後うしろ側がわに倒たおれ、14.133で7位いでした。

内村うちむら選手せんしゅは「そこまで練習れんしゅうを積つめなかったので体からだのキレもいつもよりなく、着地ちゃくちのミスが出でてしまったが、手応てごたえはあった」と振り返ふりかえったうえで、来月らいげつ、北九州きたきゅうしゅう市しで開ひらかれる世界せかい選手権せんしゅけんに出場しゅつじょうすることを踏ふまえ「体からだの状態じょうたいが悪わるく、気持きもちも上あがらない中なかで試合しあいすることができて、世界せかい選手権せんしゅけんに向むけてようやくスイッチが入はいった」と話はなしました。

また東京とうきょうオリンピックの結果けっかについて改あらためて聞きかれると「結果けっかを残のこせなかったことに、これまで何なにしてきたんだろうという気持きもちはあるが、僕ぼくの人生じんせいにおいては必要ひつようだったかなと思おもう。精神せいしん的てきにはかなりしんどかったが、ここを乗り越のりこえてこそ次つぎへの道みちが開あける。その気持きもちは変かえないようにしていきたい」と前まえを向むいていました。

大会たいかいにはこのほか、東京とうきょうオリンピックの団体だんたいで銀メダルぎんめだるを獲得かくとくした選手せんしゅたちも出場しゅつじょうし、萱かや和磨かずま選手せんしゅが個人こじん総合そうごうで大会たいかい3連覇れんぱを果はたしたほか、北園きたぞの丈たけ琉選手せんしゅが6位い、谷川たにがわ航わたる選手せんしゅが29位いでした。