日本新闻: 競泳池江璃花子がプロ野球で初めての始球式神宮球場

競泳きょうえい池いけ江こう璃花子はなこがプロ野球やきゅうで初はじめての始球しきゅう式しき神宮じんぐう球場きゅうじょう

Sep 25, 2021 22:09

Furigana

東京とうきょうオリンピックに出場しゅつじょうした競泳きょうえいの池いけ江こう璃花子はなこ選手せんしゅが25日にち夜よる、神宮じんぐう球場きゅうじょうで行おこなわれたプロ野球やきゅう、ヤクルト対たい中日ちゅうにちの試合しあいで初はじめて始球しきゅう式しきを行おこないました。

池いけ江こう選手せんしゅは誕生たんじょう日びの7月つき4日にちにちなんで背せ番号ばんごう「74」のユニフォーム姿すがたで、緊張きんちょうした表情ひょうじょうで神宮じんぐう球場きゅうじょうのマウンドに上あがりました。

そして、同おなじ平成へいせい12年ねん生うまれで雑誌ざっしの企画きかくで対談たいだんしたことのあるヤクルトの村上むらかみ宗そう隆たかし選手せんしゅからボールを受け取うけとり、セットポジションから力強ちからづよく腕うでを振ふって始球しきゅう式しきを行おこないました。

ボールはノーバウンドでキャッチャーミットに収おさまり、球場きゅうじょうの観客かんきゃくからは大おおきな拍手はくしゅがおくられていました。

白血病はっけつびょうの治療ちりょうを経へて東京とうきょうオリンピック出場しゅつじょうを果はたした池いけ江こう選手せんしゅは、始球しきゅう式しきの前まえに自身じしんのツイッターで「移植いしょくから、きょうで2年ねん。この時ときのことを忘わすれちゃうくらい元気げんきだけど、無理むりせずゆっくり進すすみます。そんな記念きねんすべき日ひに始球しきゅう式しきです。頑張がんばります！」と意気込いきごみを投稿とうこうしていました。

始球しきゅう式しきを終おえた池いけ江こう選手せんしゅは「脚あしががくがくするくらいすごく緊張きんちょうしたが、マウンドに立たつと景色けしきがいいなと思おもった。筋肉きんにく痛つうになるまで投なげる練習れんしゅうをしてきたのでノーバウンドで投なげられてすごくうれしかった。ストライクゾーンに入はいっていれば、10点てん満点まんてんだったので、また機会きかいをいただけたら次つぎはストライクを投なげたい」と話はなしていました。