総務省の
幹部と
衛星放送関連会社に
勤める菅総理大臣の
長男との
会食をめぐって、
野党側は「
放送行政がゆがめられたということはない」という
武田総務大臣の
国会答弁は
問題だとして、
修正して
謝罪するよう
与党側に
求めました。
総務省の
幹部と
衛星放送関連会社に
勤める菅総理大臣の
長男との
会食をめぐり、
武田総務大臣は、
今月16
日の
衆議院本会議で、
野党側から
一連の
会食が
放送行政に
与えた
影響を
問われ「ゆがめられたということは
全くない」と
答弁しました。
衆議院議院運営委員会の理事会で野党側は「一連の会食の影響が本当になかったのか、調査中の段階で、『ない』と断言するのは問題だ」として、答弁を修正し謝罪するよう求めました。
これに対し、与党側は持ち帰って対応を検討する考えを示し、引き続き協議することになりました。
一方、19日の衆議院予算委員会では立憲民主党が、この答弁の撤回を求め、武田大臣は「事実調査が行われ疑いが確定的になった段階で、別の判断もせざるをえない立場にあるが、今の段階では行政がゆがめられることなく機能していることは大前提だ」と述べました。