タヌキとやさしいいえひと

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N4 Sep 8, 2025 07:09 1
Furigana 翻譯
日本報紙
むかし、奈良ならむら北林きたばやしという金持おかねもちのいえがありました。このいえもりには、タヌキの家族かぞくんでいました。
ある北林きたばやしいえはじめてのまごまれました。いえひととてもうれしくて、お祝いおいわい赤飯せきはんたくさんつくりました。そしてむらひとくばりました。いえではお祝いおいわいパーティーをしました。
よるになって、いえひとますと、台所だいどころからおとこえました。ってみると、タヌキの家族かぞく赤飯せきはんべていました。いえひとは、タヌキがかわいそうになりました。ものがなくてこまっているのだとおもいました。
つぎから、いえひとはタヌキのためにもの用意よういしました。あさなると、ものはなくなっていました。
あるばん泥棒どろぼういえはいりました。いえひとに「お金おかねせ」といました。いえひとはこわくて、ふるえていました。すると相撲すもうをするおおきな力士りきしがやってました。そして泥棒どろぼうに「はやけ」とおおきなこえいました。泥棒どろぼうげました。
いえひとが「{ありがとう}ございます」とってあたまげると、力士りきしはいなくなっていました。
そのあと、タヌキの夫婦ふうふました。そしていつもものありがとうございます。今夜こんやのことは、お礼おれいです」とって、もりかえってきました。
いえひとは、力士りきしはタヌキだったとかりました。それからいえひとはタヌキを大切たいせつにしました。タヌキもいえずっとつづけました。
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