日本新聞: 中国、ネットで「悲観的な話」を取り締まり

中国ちゅうごくでは、インターネットの検閲けんえつがとても強つよいです。今いままで、政府せいふや歴史れきしについての批判ひはんがよく消けされてきました。最近さいきん、中国ちゅうごくのインターネット管理かんりの部門ぶもんは、悲観的ひかんてき（かなしい、あきらめた）な話はなしも取り締とりしまると発表はっぴょうしました。SNSや動画どうがアプリで、将来しょうらいに希望きぼうがない、努力どりょくしても意味いみがない、などのネガティブな内容ないようが広ひろがるのを止とめたいそうです。

中国ちゅうごくの若者わかものの中なかには、「寝ねそべり族ぞく」と呼よばれる人ひとたちがいます。かれらは、ストレスのないシンプルな生活せいかつを選えらびます。しかし、寝ねそべり族ぞくについて話はなす動画どうがやアカウントも、最近さいきんは削除さくじょされています。

また、ネット企業きぎょうも、こうした話はなしをしっかりチェックしなかったため、処分しょぶんを受うけました。中国ちゅうごくのSNSや動画どうがアプリでは、「不安ふあんをあおる」内容ないようや、他人たにんを悪わるく言いう投稿とうこうも取り締とりしまりの対象たいしょうです。

中国ちゅうごくの経済けいざいは今いま、あまり良よくありません。若者わかものの失業率しつぎょうりつも高たかいです。そのため、将来しょうらいに不安ふあんを感かんじる人ひとが増ふえています。専門家せんもんかは、「ネットの雰囲気ふんいきを変かえても、生活せいかつが良よくならなければ気持きもちは変かわらない」と言いっています。若者わかものたちは新あたらしい言葉ことばや方法ほうほうで、自分じぶんの気持きもちを表現ひょうげんし続つづけるでしょう。

中国ちゅうごく、ネットで「悲観的ひかんてきな話はなし」を取り締とりしまり

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