日本新闻: ワクチン6396回分川崎市が廃棄へ保管の冷凍庫の製品不備影響

ワクチン6396回分かいぶん川崎かわさき市しが廃棄はいきへ保管ほかんの冷凍庫れいとうこの製品せいひん不備ふび影響えいきょう

Jun 13, 2021 20:06

Furigana

川崎かわさき市しは新型しんがたコロナウイルスのワクチンを保管ほかんしていた冷凍庫れいとうこの温度おんどが上昇じょうしょうし、ワクチン6300回分かいぶん余あまりを廃棄はいきすることになったと発表はっぴょうしました。

この冷凍庫れいとうこのメーカーは一部いちぶの製品せいひんで温度おんどが上あがる可能かのう性せいがあるとして12日にち、回収かいしゅうを呼よびかけていました。

川崎かわさき市しによりますと、13日にち午前ごぜん8時じすぎ、高齢こうれい者しゃ施設しせつなどでの巡回じゅんかい接種せっしゅのためワクチンを保管ほかんしていた冷凍庫れいとうこで警報けいほう音おんが鳴なっていることに職員しょくいんが気付きづきました。

この冷凍れいとう庫こで保管ほかんしていたファイザー社しゃのワクチンは、マイナス70度どから80度ど程度ていどでの保管ほかんが必要ひつようですが、記録きろくされている温度おんどの推移すいいを確認かくにんしたところ、11日にちの午後ごごから温度おんどが上昇じょうしょうし始はじめ、12日にちは0度どを超こえて8度どから9度どほどになっていたということです。

異常いじょうがみつかった13日にち朝あさの時点じてんではワクチンは凍こおった状態じょうたいでしたが、一度いちど、解凍かいとうされたとみられることから市しは1066本ほん、6396回分かいぶんのワクチンを廃棄はいきすることにしています。

一方いっぽう、この冷凍庫れいとうこのメーカーの「EBAC」は12日にち、ホームページ上じょうで一部いちぶの製品せいひんで製造せいぞうの際さいの不備ふびのため温度おんどが上あがる可能かのう性せいがあることを公表こうひょうし、294台だいの回収かいしゅうを呼よびかけていて、今回こんかい問題もんだいが起おきた冷凍庫れいとうこも回収かいしゅうの対象たいしょうとなっていました。