北欧のノルウェーでは、
住宅街で
大規模な
地滑りが
発生し、
土砂に
巻き込まれたとみられる
少なくとも10
人の
行方が
分からなくなっています。
ロイター通信などによりますと、
先月30
日の
早朝、ノルウェーの
首都オスロから
北東に
およそ15
キロ離れた
住宅街で、
地滑りが
発生しました。
31日に空から現場を撮影した映像からは、広い範囲で、地面が陥没したようにえぐられ、多くの建物が壊れているのが確認できます。
一部のメディアは、幅およそ700メートルにわたって地面がえぐられた場所もあると伝えています。
ロイター通信などによりますと、この地滑りで、子どもを含む少なくとも10人の行方が分からなくなっていて、土砂に巻き込まれたとみられています。
また、10人がけがをしたということで、およそ1000人の住民が避難しているということです。
地滑りが発生した原因は明らかになっていませんが、一部のメディアは、ノルウェー政府の当局者が「流動化した粘土が引き起こした」とする見方を示したと伝えています。
警察などは、行方不明者の捜索を続けています。