5
年前の
平成28
年、
大学生など15
人が
死亡した
長野県軽井沢町のバス
事故で、
重大な
事故を
起こす可能性があると
予測できたのに
大型バスの
運転に
不慣れな
運転手への
指導を
怠ったとしてバス
会社の
社長と
元社員について
長野地方検察庁が
業務上過失致死傷の
罪で
近く在宅起訴する
方針を
固めました。5
年前・
平成28
年の1
月15
日の
未明、
長野県軽井沢町でスキーツアーの
バスが
カーブを
曲がりきれずに
道路脇に
転落し、
乗客の
大学生など15
人が
死亡、26
人がけがをしました。
この事故では、死亡した運転手が「大型バスの運転は不安だ」と採用面接で話すなど、重大な事故を起こす可能性があると予測できたのに適切な指導を怠ったとして、バスを運行していた東京の会社「イーエスピー」の社長と運行管理担当の元社員が、平成29年6月に業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。
長野地方検察庁が捜査を進めた結果、社長ら2人について業務上過失致死傷の罪で近く在宅起訴する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
一方、ギアチェンジの操作ミスなどで事故を起こしたとして、過失運転致死傷の疑いで書類送検された当時65歳の運転手は死亡しているため不起訴とする方針です。