株価 値下がり 中国の新型コロナ感染急拡大で売り注文膨らむ
29日の東京株式市場、中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを背景に売り注文が膨らみ、株価は値下がりしています。
日経平均株価、午前の終値は、28日の終値より341円74銭安い2万5998円76銭、東証株価指数=トピックスは19.50下がって1889.52、午前の出来高は5億478万株でした。
市場関係者は「中国政府が新型コロナの水際対策を緩和し、感染が急拡大している影響で、ほかの国への感染拡大や中国国内の工場からの供給網の混乱のリスクから、投資家の間では世界経済減速への懸念が強まっていて、幅広い銘柄に売り注文が出ている状況だ」と話しています。