バスケットボールの
全国高校選手権は29
日、
男子の
決勝が
行われ、
新潟県の
開志国際高校が、ことしの
全国高校総体を
制した
福岡第一高校を
破り、
初優勝を
果たしました。
バスケットボールの全国高校選手権「ウインターカップ」の男子決勝は、東京 渋谷区の東京体育館で行われ、3年ぶり5回目の優勝を目指す福岡第一と初優勝を目指す開志国際の、ことしの全国高校総体決勝と同じ対戦となりました。
試合は序盤、接戦となりましたが、第2クオーターで高校総体の雪辱を期す開志国際が1年生、平良宗龍選手の4本のスリーポイントシュートなどで流れを引き寄せました。
そして開志国際の16点リードで迎えた第4クオーター、福岡第一は激しいディフェンスからボールを奪い、ポイントガードの轟琉維選手のスリーポイントなどで一時、8点差に迫りました。
しかし、開志国際は1メートル97センチのエース、介川アンソニー翔選手にボールを集めて得点を重ね、粘る福岡第一を突き放し、88対71で初優勝を果たしました。
ウインターカップで新潟県勢が優勝するのは、男女通じて初めてです。
両チームトップの30得点を挙げた介川選手は「インターハイで本当に悔しい思いをして、ここまで練習してきた。最後まで自分たちを信じ続けて優勝できて最高です」と話していました。