Actualités japonaises: コロナ発熱外来患者相次ぐ薬が不足も “感染対策徹底を”

コロナ発熱はつねつ外来がいらい患者かんじゃ相次あいつぐ薬くすりが不足ふそくも “感染かんせん対策たいさく徹底てっていを”

Dec 30, 2022 10:12

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせんが拡大かくだいする中なか、都内とないのクリニックの発熱はつねつ外来がいらいには患者かんじゃが相次あいついで訪おとずれ、薬くすりが不足ふそくするところも出でてきています。医師いしは医療いりょう体制たいせいが手薄てうすになる年末ねんまつ年始ねんしは特とくに基本きほん的てきな感染かんせん対策たいさくを徹底てっていしてほしいと呼よびかけています。

東京とうきょう品川しながわ区くのクリニックの発熱はつねつ外来がいらいでは、年内ねんない最後さいごの診察しんさつ日びの28日にちは、発熱はつねつなどを訴うったえる患者かんじゃが次々つぎつぎと訪おとずれました。

このうち妊娠にんしん中ちゅうの30代だいの女性じょせいはワクチンを3回かい接種せっしゅしていましたが新型しんがたコロナと診断しんだんされ、妊娠にんしん中ちゅうも服用ふくようできる解熱剤げねつざいなどを処方しょほうされていました。

また、30代だいの男性だんせいは市販しはんのキットで陰性いんせいだったということですが、検査けんさで新型しんがたコロナの感染かんせんが確認かくにんされました。

クリニックでは新型しんがたコロナとインフルエンザを同時どうじに検査けんさできるキットを使つかっていて、発熱はつねつを訴うったえた20代だいの男性だんせいはインフルエンザと診断しんだんされていました。

このクリニックでは2週間しゅうかんほど前まえから患者かんじゃが増ふえ始はじめ、この日ひは午前ごぜん中ちゅうだけで5人にんが新型しんがたコロナ、3人にんがインフルエンザと診断しんだんされました。

ほとんどが軽症けいしょうのため、せきや鼻はなの薬くすり、解熱剤げねつざいが必要ひつような患者かんじゃが多おおいということですが、処方しょほうしても薬局やっきょくに在庫ざいこがないケースも出でてきているということです。

三浦みうら医院いいんの三浦みうら和裕かずひろ院長いんちょうは「薬くすりがないと辛つらい思おもいをする患者かんじゃが出でてくるので多おおめに薬くすりをもらうことは控ひかえ、適正てきせいな使用しようを心こころがけてほしい。年末ねんまつ年始ねんしは医療いりょう体制たいせいが手薄てうすになるため基本きほん的てきな感染かんせん対策たいさくをいっそう、徹底てっていしてほしい」と話はなしていました。