宮内庁は、
一定程度以上の
運動負荷が
かかることで、
心臓の
筋肉への
血流が
不十分になっていると
診断された
上皇さまについて、
退院の
翌日から、
これまでより
量や
時間を
減らした
形で
筋力維持などのための
運動を
再開されていると
明らかにしました。
宫内厅表示,对于被诊断为由于一定程度以上的运动负荷导致心脏肌肉供血不足的上皇陛下,自出院次日起,已经以比以往减少量和时间的方式,重新开始了为维持肌力等进行的运动。
91歳の上皇さまは、東京都内の病院に入院して精密検査を受けられた結果、胸の痛みなどの自覚症状はないものの、一定程度以上の運動負荷がかかると心臓を取り巻く冠動脈から心臓の筋肉への血流が不十分になる「無症候性心筋虚血」と診断されました。
91岁的上皇陛下在东京都内的医院住院接受了详细检查,结果虽然没有胸痛等自觉症状,但被诊断为“无症状性心肌缺血”,即在一定程度以上的运动负荷下,心脏周围的冠状动脉向心脏肌肉的血流变得不充分。
宮内庁は、過度な運動負荷を避けながら生活する必要がある一方、転倒や歩行困難になるのを防ぐための筋力維持も大切なことから、日常の運動のあり方を見直していくとしていて、側近によりますと、上皇さまは退院翌日の今月11日から新たな形で運動を再開されたということです。
宫内厅表示,虽然需要避免过度的运动负荷,但为了防止跌倒或行走困难,维持肌肉力量也很重要,因此将重新审视日常运动的方式。据身边人士透露,上皇自本月11日出院次日起,已以新的方式重新开始锻炼。
具体的には、入院前は、午前中、屋内を歩く中で筋力維持のため足を上げ下げしたり負荷をかけるため長い階段を上り下りしたりして、午後は赤坂御苑内を散策していましたが、退院後は、これまで連続して行っていたメニューを運動量や負荷を減らして休憩を取りながら行い、歩かれる距離も短くしたということです。
具体来说,住院前,上午会在室内走动,为了维持肌肉力量会进行抬腿等动作,或者为了增加负荷上下长楼梯,下午则会在赤坂御苑内散步。但出院后,以前连续进行的锻炼项目会减少运动量和负荷,并适当休息,步行的距离也缩短了。
以前と変わらず、上皇后さまとおふたりで同じ運動メニューに取り組まれていて、休憩の際には侍医が息遣いや脈をみているということです。
和以前一样,天皇上皇后两人一起进行相同的运动项目,休息时侍医会检查他们的呼吸和脉搏。
上皇さまは、冠動脈の血流を改善する薬を新たに服用していて、来週からはライフワークとしている皇居内での生物学研究も再開されるということです。
上皇正在开始服用一种新的药物,以改善冠状动脉的血流,据说从下周起,他也将重新开始作为毕生事业的皇居内生物学研究。