日本新闻: 心臓病など死亡リスク週1～2日8000歩以上歩くことで8％余低下

心臓しんぞう病びょうなど死亡しぼうリスク週しゅう1～2日にち8000歩ほ以上いじょう歩あるくことで8％余よ低下ていか

Mar 30, 2023 08:03 2

Furigana

一いち日にち当あたり8000歩ほ以上いじょうを週しゅうに1日にちか2日にち歩あるくことで、心臓しんぞう病びょうなどで死亡しぼうするリスクが8％余あまり低下ていかすることがアメリカのデータの分析ぶんせきで分わかったと、京都大きょうとだい学がくなどが発表はっぴょうしました。週しゅう3日にち以上いじょう歩あるいた場合ばあいと比くらべ、死亡しぼうリスクの低下ていかに大おおきな差さはなかったということで、研究けんきゅう者しゃは「週しゅうに1日にちか2日にちでもいいので、歩あるく習慣しゅうかんを取り入とりいれてほしい」と話はなしています。

京都大きょうとだい学がくとカリフォルニア大学だいがくの研究けんきゅうグループは、2005年ねんから2006年ねんまでの2年間ねんかんに、アメリカの国民こくみん健康けんこう栄養えいよう調査ちょうさに参加さんかした20歳さい以上いじょうの人ひと3000人にん余あまりを10年ねん追跡ついせきしたデータをもとに、1日にちに歩あるいた歩数ほすうと死亡しぼうリスクとの関連かんれんを分析ぶんせきしました。

それによりますと、週しゅうに1日にちか2日にち、一いち日にち当あたり8000歩ほ以上いじょう歩あるいている人ひとは、1日にちも歩あるいていない人ひとと比くらべ、心臓しんぞうの血管けっかんの病気びょうきによる死亡しぼうリスクが8.1％低下ていかしていました。

一方いっぽう、週しゅうに3日にちから7日にち歩あるいた人ひとでも8.4％で、大おおきな差さはなかったということです。

研究けんきゅうグループでは、歩あるく習慣しゅうかんのある人ひとは、ふだんから健康けんこうに気きをつけていることが影響えいきょうしている可能かのう性せいもあるとしたうえで、1週間しゅうかんに数すう日にちだけでも歩あるく習慣しゅうかんがあれば、健康けんこうによい影響えいきょうがあると考かんがえられるとしています。

研究けんきゅうを行おこなった京都大きょうとだい学がくの井上いのうえ浩ひろし輔助じょ教きょうは「毎日まいにち、たくさん歩あるくよう指導しどうされながらも、仕事しごとや家族かぞくの都合つごうで達成たっせいできない人ひともいると思おもうが、週しゅうに1日にちか2日にちでもいいので、歩あるく習慣しゅうかんを取り入とりいれてほしい」と話はなしています。