中国共産党で
党幹部の
汚職摘発などを
担う中央規律検査委員会は、
前の
司法相を
重大な
規律違反などで
取り調べていると
発表しました。
中国では、警察や司法を管轄する部門の幹部の摘発が相次いでいて、習近平指導部としては、来年秋の共産党大会を控え、国内の引き締めを図るねらいがあるとみられます。
中国共産党の中央規律検査委員会は2日、傅政華前司法相(66)を重大な規律違反や違法行為の疑いで取り調べていると発表しました。
重大な規律違反などの具体的な内容は明らかにされていません。
この委員会は先月30日にも、公安省の孫力軍元次官が、巨額の金品を不法に受け取っていたなどとして、党籍剥奪などの処分を発表しています。
中国の警察や司法を管轄する部門をめぐっては、かつて、最高指導部のメンバーとして、この部門で大きな影響力を持ち、のちに失脚した周永康氏が、ほかの有力幹部と共謀して習近平指導部の転覆を企てていたという見方が根強くありました。
それだけに、習指導部としては、共産党トップとして異例となる3期目以降の続投をにらんだ来年秋の党大会を控え、こうした部門への摘発を通じて国内の引き締めを図るねらいがあるとみられます。