日本新聞: 来季の大谷監督が起用方針示す投打に外野守備の「三刀流」も

来季らいきの大谷おおや監督かんとくが起用きよう方針ほうしん示しめす投打とうだに外野がいや守備しゅびの「三さん刀かたな流りゅう」も

Oct 3, 2021 17:10 0

Furigana

大リーグだいり-ぐ、エンジェルスのマッドン監督かんとくが2日にち、会見かいけんし、来らいシーズンも大谷おおや選手せんしゅを引き続ひきつづき投打とうだの二刀流にとうりゅうで起用きようしていく考かんがえを示しめしたうえで「マウンドを降おりたあとにもう1打席だせき与あたえたいときは、外野がいやに就つかせることもできる」と話はなして、今こんシーズン見みせた「三さん刀かたな流りゅう」の起用きよう法ほうも問題もんだいないとしました。

マッドン監督かんとくは2日にちの試合しあい前まえに会見かいけんし、今こんシーズンの大谷おおや選手せんしゅについて「バッターとしてもピッチャーとしても、これほどのレベルで活躍かつやくできるとは思おもわなかった。すばらしい年としだった」と高たかく評価ひょうかしました。

来らいシーズンの起用きよう方針ほうしんについては「何なにも変かえる必要ひつようはない。エンジェルスがいい位置いちでシーズンを戦たたかい、後半こうはん戦せんで重要じゅうような試合しあいが出でてくれば、彼かれを守備しゅびに就つかせたいと考かんがえている」と話はなしました。

大谷おおや選手せんしゅは今こんシーズン、大リーグだいり-ぐで初はじめて外野がいやの守備しゅびに就つき、すべて試合しあい途中とちゅうからでしたが、合あわせて7試合しあいで外野がいやを守まもりました。

このうち4試合しあいはピッチャーとして先発せんぱつしてマウンドを降おりた後のち、外野がいやの守備しゅびに就つき「三さん刀かたな流りゅう」をこなしました。

マッドン監督かんとくは「マウンドを降おりたあとにもう1打席だせき与あたえたいときは、外野がいやに就つかせることも十じゅう分ふんできる」と話はなし、来らいシーズンは、エンジェルスにとって重要じゅうような試合しあいでは大谷おおや選手せんしゅを幅広はばひろく起用きようして打席だせきを増ふやしていく考かんがえを示しめしました。