イギリス
南東部エセックスの
教会で、15
日昼すぎ、
与党保守党のデービッド・アメス
下院議員(69)が
男に
刺されました。
駆けつけた救急隊が応急処置にあたりましたが、アメス議員は複数回にわたって刺されていて、その後死亡しました。
警察は近くにいた25歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。
現場からは凶器とみられるナイフが見つかっていて、警察は、男が単独で犯行に及んだとみて、テロの可能性も含め、詳しい動機などを調べています。
地元メディアによりますと、アメス
議員は、
自身の
選挙区の
教会で
有権者からさまざまな
相談を
受ける会合に
出席していたということです。
アメス氏は1983年に初当選して以来、議員をつとめ、中絶の反対などに力を入れて活動していました。
イギリスでは、2016年、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票を前に労働党の下院議員が銃で撃たれるなどして死亡する事件も起きていて、現職の議員が再び殺害される事態に衝撃が広がっています。