日本新聞: 連合来年の春闘“4％程度の賃上げ”要求へ

連合れんごう来年らいねんの春闘しゅんとう“4％程度ていどの賃上ちんあげ”要求ようきゅうへ

Oct 21, 2021 19:10

Furigana

労働ろうどう組合くみあいの中央ちゅうおう組織そしき「連合れんごう」は、来年らいねんの春闘しゅんとうで定期ていき昇給しょうきゅうと「ベースアップ」に相当そうとうする分ぶんとして合あわせて4％程度ていどの賃上ちんあげを求もとめる方針ほうしんを明あきらかにしました。

これは「連合れんごう」の芳野よしの会長かいちょうが中央ちゅうおう執行しっこう委員いいん会かいのあとの記者きしゃ会見かいけんで明あきらかにしました。

この中なかで、芳野よしの会長かいちょうは「新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで飲食いんしょく業ぎょうや宿泊しゅくはく業ぎょうなどでは業績ぎょうせきが厳きびしく、雇用こようを守まもったうえで賃上ちんあげなどを求もとめていくべきだ。働はたらく人ひとの待遇たいぐう改善かいぜんは企業きぎょうの利益りえきや発展はってんにもつながると思おもうので労働ろうどう組合くみあいとしてきちんと要求ようきゅうし交渉こうしょうすることが重要じゅうようだ」と述のべました。

そのうえで、来年らいねんの春闘しゅんとうで年齢ねんれいや勤務きんむ年数ねんすうなどに応おうじた定期ていき昇給しょうきゅう分ぶんを確保かくほしたうえで、基本きほん給きゅうを引き上ひきあげる「ベースアップ」に相当そうとうする分ぶんとして2％程度ていどの賃上ちんあげを求もとめる方針ほうしんを明あきらかにしました。