Japanese News: 体操世界選手権橋本大輝個人総合で「銀」

体操たいそう世界せかい選手権せんしゅけん橋本はしもと大輝だいき個人こじん総合そうごうで「銀ぎん」

Oct 22, 2021 22:10 0

Furigana

北九州きたきゅうしゅう市しで開ひらかれている体操たいそうの世界せかい選手権せんしゅけんは、男子だんし個人こじん総合そうごうの決勝けっしょうが行おこなわれ、東京とうきょうオリンピックのこの種目しゅもくの金きんメダリスト、橋本はしもと大輝だいき選手せんしゅは中国ちゅうごくの選手せんしゅにわずかに及およばず、銀メダルぎんめだるでした。

北九州きたきゅうしゅう市しで開ひらかれている体操たいそうの世界せかい選手権せんしゅけんは22日にち、男子だんし個人こじん総合そうごうの決勝けっしょうが行おこなわれ、日本にっぽんからは橋本はしもと選手せんしゅが出場しゅつじょうしました。

予選よせんトップだった橋本はしもと選手せんしゅは2種目しゅもくめのあん馬あんばで落下らっかするミスがあったものの、4種目しゅもくめの跳馬ちょうばでは大技おおわざの「ロペス」をまとめ、14.800の高こう得点とくてんをマークしました。

5種目しゅもくめの平行棒へいこうぼうも、手足てあしの先さきまで伸のびた美うつくしい演技えんぎで15点てん台だいの高こう得点とくてんをマークし、残のこり1種目しゅもくを残のこして中国ちゅうごくの張ちょう博ひろし恒つね選手せんしゅに続つづき、2位いにつけました。

橋本はしもと選手せんしゅは最後さいごの種目しゅもく、得意とくいの鉄棒てつぼうでG難なん度どの「カッシーナ」など手放てばなし技わざを次々つぎつぎと決きめ、着地ちゃくちがやや乱みだれたものの15.133の高こう得点とくてんをマークしました。

しかし、6種目しゅもくの合計ごうけい87.964は、優勝ゆうしょうした張ちょう選手せんしゅに、わずか0.017及およばず、橋本はしもと選手せんしゅは2位いで、東京とうきょうオリンピックに続つづく金メダルきんめだるはなりませんでした。

銅メダルどうめだるはウクライナのイリア・コフトゥン選手せんしゅでした。

橋本はしもと「自分じぶんはまだ弱よわい」

東京とうきょうオリンピックに続つづく個人こじん総合そうごうの金メダルきんめだるをねらった橋本はしもと大輝だいき選手せんしゅは「点数てんすうを見みる前まえから中国ちゅうごくの張ちょう博ひろし恒つね選手せんしゅが優勝ゆうしょうだと思おもっていたし、悔くいはほとんどない。自信じしんを持もって臨のぞめたが、オリンピックと比くらべると、自分じぶんの調整ちょうせい力りょくのなさに気付きづいたし、そこがいちばん足たりないと思おもった。内村うちむら航わたる平ひら選手せんしゅのすごさを感かんじたし、自分じぶんはまだ弱よわい」と、わずかな差さで敗やぶれた試合しあいを淡々たんたんと振り返ふりかえりました。

22日にちの演技えんぎについては「あん馬あんばの失敗しっぱいは悔くやしいが、そこからの4種目しゅもくは今いまできる最大限さいだいげんの演技えんぎができたと思おもう。ただ、張ちょう選手せんしゅは、着地ちゃくちや動うごきの精度せいども高たかく、そういうところに負まけたのだと思おもう。来年らいねんに向むけてまた頑張がんばる理由りゆうができた」と話はなしていました。

そして、23日にちから種目しゅもく別べつの決勝けっしょうで4種目しゅもくに出場しゅつじょうすることについて「4種目しゅもくは相当そうとうハードだが、これだけ決勝けっしょうに出場しゅつじょうできるのはうれしい。日本にっぽんでの開催かいさいなので、メダルの色いろは関係かんけいなく自分じぶんの演技えんぎをしてお客おきゃくさんに楽たのしんでほしいし、少すこしでも体操たいそうに興味きょうみを持もってもらえるように頑張がんばりたい」と話はなしていました。