毎年恒例のショッピングイベントとして世界最大の規模を誇る中国の「独身の日」のセールが今年も行われました。中国ネット通販大手アリババ集団は、今月1~11日の商品取扱額が5403億人民元(約845億ドル=9兆6500億円)に達したと明らかにしました。
アリババによると、今年の取扱額は昨年比8.5%増。米金融大手シティのアナリストが最近発表した予想の上限である15%増の約900億ドルを大きく下回ったほか、下限の約860億ドルも割り込みます。
規模で劣る同業のJDドットコムはより好調で、取扱額は3491億人民元(約546億ドル)に達しました。これは前年比28.6%増に当たりますが、昨年記録した33%増に比べると減速しました。