任務中の
事故などで
亡くなった
自衛隊員の
追悼式は、
毎年、
防衛省で
行われています。
ことしも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、去年に続き、参列者を従来の3分の1以下に減らして行われ、岸田総理大臣や岸防衛大臣、それに遺族らおよそ100人が参列しました。
式では、岸大臣が、ことし2月に、アメリカで訓練中の練習機が墜落した事故で亡くなった航空自衛隊員など、殉職した18人の名簿を納めました。
そして、岸田総理大臣が「強い覚悟と責任感を持って、職務の遂行に全身全霊をささげた皆様はわが国の誇りで、失ったことは痛恨の極みだ。尊い犠牲を無にすることなく、国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜き、世界の平和と安定に貢献するため、全力を尽くすことを固く誓う」と追悼のことばを述べました。
また、
岸大臣は「
防衛省・
自衛隊は
亡くなった
隊員の
遺志とともに
わが国を
守って
いくことを
誓う」と
述べました。
このあと、遺族らが花を手向け、殉職した隊員の霊を慰めました。