そして「アメリカは言論の自由を引き続き擁護していく。中国は批判を一切容認せず、声をあげた人々を沈黙させてきたが、われわれはそのような行為を非難する」として中国政府の対応を批判しました。
この問題では、これまでに国連人権高等弁務官事務所の報道官が透明性のある調査が必要だと述べているほか、WTA=女子テニス協会のトップが適切な調査が行われなければ中国での大会開催などを見送ることも辞さないという考えを示すなど、中国政府に対応を求める声が相次いでいます。
テニスの四大大会の女子シングルスで23回の優勝を誇るウィリアムズ選手は日本時間の19日、自身のツイッターに「打ちのめされている。彼女が無事に早く見つかることを願っている」と投稿しました。 投稿には英語で「彭帥はどこ」という意味のハッシュタグがつけられていて、ウィリアムズ選手は「この問題について調査がされるべきで、私たちは沈黙してはいけない」と訴えています。 すでに大坂なおみ選手やノバク・ジョコビッチ選手からも彭帥選手の無事を祈る声が上がっていて、この問題で選手らは大きな衝撃を受けています。
セリーナ・ウィリアムズ選手「沈黙してはいけない」