新庄監督は
今月4
日に
就任したあと、2
軍の
選手や
若手選手が
行った
沖縄での
秋のキャンプを
視察し、20
日は1
軍の
選手も
参加している
鎌ケ谷市の
球場での
練習を
視察しました。
新庄監督は黒のジャケットと白のタートルネックの服装で球場を訪れ、グラウンドに入ると選手から次々にあいさつを受けました。
今シーズン、ルーキーながら10勝をあげて、防御率2.90をマークした伊藤大海投手も新庄監督と初めて会ってことばを交わし、アドバイスを受けていました。
また、新庄監督は、このオフから投打の二刀流に挑戦しているプロ6年目の上原健太投手には、みずから声をかけて体の状態について聞くなど、コミュニケーションを図っていました。
新庄監督はグラウンドでの視察のあとは、コーチ陣とミーティングを行い、チームの方針などを確認しました。
新庄監督は「コーチ陣と話し合いをして『ぼくたちでプロ野球を変えていこう』、『かっこいいチームになろう』、『明るく楽しくプレーしているチームになろう』と話した」とチームの改革に意欲を示し「そのためには、太っている人は減量してください、白髪の人は白髪染めをしてくださいという話をした」と笑いながら話しました。
また、オフの間に選手に求めることについては「春のキャンプで会ったときに選手たちの表情が変わっていることが楽しみだ」と述べて、新しいチーム作りに向けてそれぞれの選手の意識改革にも期待を寄せていました。
新庄監督はこれで一とおりの視察を終えて、今月30日には札幌ドームで行われるファンとのイベントに参加する予定です。
伊藤大海投手「吸い込まれるような雰囲気」
日本ハムの伊藤大海投手は新庄監督について「かっこよかった。話をしていて吸い込まれるような雰囲気だった。僕もそういう人間になりたい」と述べたうえで、「これからの起用法についても話して『ついてきてくれ』と言われたので、しっかりやりたい。股関節まわりが硬いのが課題で、監督からも改善してきてほしいと言われた」と話していました。