変異ウイルス、オミクロン
株が
広がり
感染拡大の
影響が
長引く中、アメリカのIT
大手の
間では、
従業員が
一斉に
出社を
再開する
タイミングにこだわらず、
状況に
合わせて
在宅勤務を
続けられるようにする
など、
新たな
働き
方を
模索する
動きが
出始めています。
オミクロン株による感染が広がるアメリカでは、企業が相次いでオフィスへの出社を再開する時期を先延ばししていますが、IT大手の中には中長期的な視点から新たな働き方を模索する動きが出始めています。
このうち「アップル」は、オフィスへの出社の再開を無期限で延期したうえで、在宅勤務が続くことからその環境を整える手当てとしてすべての従業員に1000ドル、日本円にしておよそ11万円を支給することを決めました。
また「セールスフォース」は、従業員が一斉に出社を再開するタイミングにこだわらない方針を表明しました。
そして、働き方として在宅勤務、オフィスへの出社、在宅と出社の組み合わせの3つを認め、どれを選ぶかは感染状況などに応じて現場の責任者に任せるとしています。
感染拡大の影響が長引く中、アメリカを代表する企業がウイルスとの共存を前提に働き方の見直しに乗り出したことで、こうした動きがほかの企業にも広がるか、注目されます。