兵庫県と
鳥取県の
境に
ある氷ノ山に、
今月25
日から1
泊2
日の
日程で
キャンプに
出かけていた32
歳から70
歳の
男性5
人は、26
日夜になっても
戻らず、
家族から
連絡を
受けた
警察と
消防が
捜索に
当たってきました。
28日午後、警察のヘリコプターが歩いて山を下りる4人を発見し、別のヘリコプターと合わせて2機で救助しました。
警察によりますと、5人は会社の同僚やその知人だということで、今月25日の午後に氷ノ山の南側の兵庫県宍粟市波賀町から車3台に分乗して登山道から山に入り、遭難したということです。
警察などで残る1人の捜索を続けていましたが、28日は午後4時でいったん打ち切りました。
救助した4人の話から、残る1人は大阪市の66歳の男性で、山の中で動けない状況になっているということで、29日の朝、捜索を再開するということです。
標高1510メートルの氷ノ山周辺は強い寒気の影響で厳しく冷え込み、近くの「ばんしゅう戸倉スキー場」では28日午前7時半の時点で、雪が1メートル20センチほど積もっているということです。