Japanese News: 北朝鮮のミサイル “新型の可能性技術向上で新段階に”専門家

北朝鮮きたちょうせんのミサイル “新型しんがたの可能かのう性せい技術ぎじゅつ向上こうじょうで新しん段階だんかいに”専門せんもん家か

Jan 6, 2022 17:01

Furigana

北朝鮮きたちょうせんが、発射はっしゃ実験じっけんを5日にちに行いったと発表はっぴょうした極ごく超ちょう音速おんそくミサイルについて、専門せんもん家かは、去年きょねん10月つきに展示てんじされた新型しんがたミサイルの可能かのう性せいが高たかく、簡単かんたんには撃ち落うちおとせないミサイルを遠とおくまで飛とばそうという、新あらたな段階だんかいに入はいっているとみられると指摘してきしています。

6日にち付づけの朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう機関きかん紙し「労働ろうどう新聞しんぶん」は、国防こくぼう科学かがく院いんが極ごく超ちょう音速おんそくミサイルの発射はっしゃ実験じっけんを5日にちに行おこない「700キロ先さきに設定せっていされた目標もくひょうに誤差ごさなく命中めいちゅうした」と伝つたえました。

今回こんかいのミサイルについて、軍事ぐんじアナリストで、東京とうきょう大学だいがく先端せんたん科学かがく技術ぎじゅつ研究けんきゅうセンターの小泉こいずみ悠ゆう特とく任にん助じょ教きょうは、去年きょねん9月つきに発射はっしゃされた極ごく超ちょう音速おんそくミサイル「火星かせい8型がた」とは別べつの種類しゅるいで、去年きょねん10月つきにピョンヤンで開ひらかれた「国防こくぼう発展はってん展覧てんらん会かい」で展示てんじされていた新型しんがたミサイルの可能かのう性せいが高たかいと指摘してきしました。

このミサイルは、さまざまな弾道だんどうミサイルとともに並ならんでいたもので、形状けいじょうや塗装とそうが、6日にちに公開こうかいされた写真しゃしんのミサイルと同一どういつであるように見みえます。

小泉こいずみ特とく任にん助じょ教きょうは「9月つきのミサイルは200キロ余あまりしか飛とんでいないため、エンジンがきちんと動うごかなかった可能かのう性せいがあるが、今回こんかいは設定せっていどおりに飛とんでいて、落おちていくときにコースを変かえて着弾ちゃくだんするところまで行いったのだろう」と述のべ、技術ぎじゅつが向上こうじょうしているという見方みかたを示しめしました。