オランダ
政府は、
新型コロナの
変異ウイルス、オミクロン
株の
感染拡大を
懸念して
先月から
行ってきた
店舗の
営業制限などの
規制について、
感染対策をとることを
条件に
一部緩和することを
決めました。
オランダではオミクロン株の感染拡大を懸念して、クリスマスを控えた先月19日から、スーパーや薬局などを除く小売店や飲食店の店内での営業を禁止するなど、厳しい規制を行ってきました。
それでも感染は今月に入って急拡大し、14日に報告された感染者数は3万5000人を超え、これまでで最も多くなった一方、入院する人は減少傾向にあります。
こうした中、ルッテ首相は14日に記者会見し、小売店について感染対策をとることを条件に、店内での営業を午後5時まで認めるなど、規制を一部、緩和することを発表しました。
ただ、「先行きは不透明で、規制を一気に解除することはできない」として、飲食店の店内での営業禁止は今月25日まで続けるとしています。
会見ではあわせて濃厚接触者について、症状がなく、ワクチンの追加接種を受けてから1週間以上たっていれば隔離は必要ないという方針も示されました。