最近、北極の上の空(成層圏)で大きな変化がありました。
この変化は「極渦(きょくうず)」という、北極の冷たい空気を閉じこめる風の流れが弱くなることです。
這種變化是由於「極渦」——將北極冷空氣封鎖起來的氣流——變弱所導致的。
極渦が弱くなると、冷たい空気がアメリカやヨーロッパ、アジアの方まで南に流れてきます。
當極渦減弱時,寒流會向南擴散,影響到美國、歐洲,甚至延伸到亞洲。
今、成層圏の気温が急に上がっていて、これを「成層圏突然昇温(SSW)」といいます。
目前,平流層的氣溫正在急劇上升,這一現象被稱為「平流層突升溫(SSW)」。
この現象が起きると、極渦がさらに弱くなり、寒い空気が広い地域に広がることがあります。
當這種現象發生時,極渦會進一步減弱,冷空氣有可能擴散到更廣泛的地區。
アメリカでは、今月は暑い日が多かったですが、これから急に寒くなるかもしれません。
在美國這個月有很多炎熱的日子,但接下來也有可能會突然變冷。
専門家によると、今回のような大きな変化はとても珍しいです。
特に11月にこのようなことが起きるのは、あまりありません。
まだ大きな寒波が来るかどうかは分かりませんが、12月はいつもより寒くなったり、雪が多くなったりする可能性があります。
目前尚不確定是否會出現強烈寒流,但十二月有可能比往年更冷,降雪量也可能增加。
また、極渦の変化を正確に知ることで、天気予報がもっと当たるようになると言われています。
此外,若能準確掌握極圈的變化,據信天氣預報的準確度將會提升。
しかし、成層圏の観測に使う人工衛星が古くなってきていて、データが少なくなっていることも問題です。
然而,用於觀測平流層的人造衛星逐漸老化,數據也越來越少,這也成為一個問題。
これからも、極渦の動きに注意が必要です。