カナダ
政府は29
日、アメリカ
などの
大手IT
企業を
対象にしたデジタル
サービス税を
廃止する
方針を
明らかにしました。
加拿大政府于29日表示,计划废除针对美国等大型IT企业的数字服务税。
アメリカの
トランプ政権は
このデジタル
サービス税に
強く
反発し、
関税措置をめぐる
交渉を
打ち切ると
表明していただけに、カナダとしては
廃止の
方針を
示すことで
交渉を
前進させたい
考えです。
美国特朗普政府强烈反对这一数字服务税,曾表示将中止有关关税措施的谈判,因此加拿大希望通过表示废除该税的方针,推动谈判取得进展。
カナダのデジタルサービス税は1年前に導入され、30日が最初の納付期限となっていましたが、トランプ大統領は27日、アメリカの大手IT企業を狙い撃ちしたものだと批判したうえで、関税措置をめぐるカナダとの交渉を打ち切る意向を表明していました。
加拿大的数字服务税在一年前实施,首个缴纳期限为第30天,但特朗普总统于27日批评该税针对美国大型IT企业,并表示有意中止与加拿大就关税措施的谈判。
こうした中、カナダ政府は29日、デジタルサービス税を廃止する方針を示し、30日に予定されていた税の徴収も行わないことを明らかにしました。
在这种情况下,加拿大政府于29日表示将废除数字服务税,并宣布不会在原定于30日进行的税收征收。
今後、廃止するための法案を議会に提出するということです。
そのうえで、カナダのカーニー首相とトランプ大統領は、関税などをめぐる交渉について、7月21日までの合意を目指すことで一致したとしています。
在此基础上,加拿大总理卡尼和特朗普总统就关税等相关谈判达成一致,目标是在7月21日之前达成协议。
カーニー首相は声明で、「デジタルサービス税についてのきょうの発表は、アメリカとの合意に向けた交渉の再開をサポートするものだ」とコメントしています。
卡尼首相在声明中表示:“今天关于数字服务税的发布,是为了支持与美国重启达成协议的谈判。”