日本新闻: サッカー日本代表吉田麻也観客を入れての五輪開催を訴え

サッカー日本にっぽん代表だいひょう吉田よしだ麻也まや観客かんきゃくを入いれての五輪ごりん開催かいさいを訴うったえ

Jul 18, 2021 01:07 4

Furigana

東京とうきょうオリンピック、サッカー男子だんしの日本にっぽん代表だいひょうのキャプテン、吉田よしだ麻也まや選手せんしゅが17日にち、大会たいかい前ぜん最後さいごの強化きょうか試合しあいを終おえたあと、「アスリートはやっぱりファンの前まえでプレーしたい。もう一度もういちど、真剣しんけんに検討けんとうしてほしい」と観客かんきゃくを入いれてのオリンピック開催かいさいを訴うったえました。

今月こんげつ22日にちに初戦しょせんを迎むかえるサッカー男子だんしの日本にっぽん代表だいひょうは17日にち夜よる、神戸こうべ市しで大会たいかい前ぜん最後さいごの強化きょうか試合しあいとしてスペインと対戦たいせんしました。

会場かいじょうには5000人にん近ちかい観客かんきゃくを入いれて行おこなわれ、優勝ゆうしょう候補こうほの相手あいてに1対たい1で引き分ひきわけて大会たいかいへの手応てごたえをつかみました。

試合しあいのあと、オリンピック本番ほんばんではサッカーの会場かいじょうのほとんどが無む観客かんきゃくになることを問とわれた吉田よしだ選手せんしゅは「当たり前あたりまえだけどアスリートはやっぱりファンの前まえでプレーしたい。苦くるしいときにファンの人ひとたちのエネルギーが僕ぼくらの助たすけになる。国民こくみんが見みに行いけないというのは一体いったい誰だれのための、何なにのためのオリンピックなのかという疑問ぎもんがある」と話はなしました。

さらに「皆みなさんが毎日まいにち命いのちをかけて戦たたかってくれていることは重々じゅうじゅう理解りかいしているし、オリンピックがやれることに僕ぼくらは感謝かんしゃしなければいけない立場たちばであることは理解りかいしている」としながらも「サッカーに限かぎらず選手せんしゅたちは毎日まいにち人生じんせいを賭かけて戦たたかっているからこそこの場ばに立たてている選手せんしゅたちばかりで、オリンピックにかけている選手せんしゅたちが山やまほどいる。もう一度もういちど真剣しんけんに検討けんとうしてほしい」と語かたり、観客かんきゃくを入いれての開催かいさいを訴うったえました。

これを受うけて日本にっぽんサッカー協会きょうかいの田嶋たじま幸三こうぞう会長かいちょうもコメントを出だし、「1年間ねんかんにわたってJリーグやプロ野球やきゅうなどでもさまざまなことをテストしてきて、感染かんせん対策たいさくもしっかりと実行じっこうできることが分わかっている。誤解ごかいを恐おそれずに言いえば、それぞれの競技きょうぎが開催かいさいされる地元じもとの方ほうのみに限定げんていする、収容しゅうよう人数にんずうの10％とする、競技きょうぎ場じょう近ちかくの子こどもたちだけに限定げんていするなどによって、感染かんせん拡大かくだい防止ぼうしのための人ひと流りゅう抑制よくせいも同時どうじにできるのではないか。人生じんせいのすべてをささげてきたものを観客かんきゃくの前まえで披露ひろうしたいというのが競技きょうぎにかかわらず世界中せかいじゅうのすべての選手せんしゅたちの願ねがいだと思おもう」としています。